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「二・二六」天皇裕仁と北一輝

矢部俊彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784906631476
ISBN 10 : 4906631479
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2000
Japan

Content Description

誰も書かなかった「2・26事件」の真実!処女作『蹶起前夜』を発表して以来18年、遂に完成した1300枚の労作。天皇のために蹶起した青年将校と天皇に闘いを挑んだ革命家の内奥を流麗な筆致で描くドキュメンタリー・ロマン。

目次 : 第1章 始動/ 第2章 妖雲/ 第3章 前夜/ 第4章 蹶起/ 第5章 襲撃/ 第6章 叛乱/ 第7章 鬼火/ 第8章 討伐/ 第9章 崩壊

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 猫丸

    元就出版社。聞かない名前だ。「もとなり」ではなく「げんしゅう」と読むそうで自費出版も手がける会社らしい。本書あとがきにて「サラリーマン生活の合間に書き継いだ」とあり、著者矢部俊彦氏(矢作俊彦かと思った)の著作も本書とそのプロトタイプだけのようであるから、全体の状況はシロート臭い感じが漂う。しかし作品は二・二六に至る状況と裕仁天皇・北一輝ほか西田、安藤、栗原あるいは真崎、秩父宮等の心理の機微を描いた好編である。小さい活字で二段組にして堂々450ページ超。しかも気づいた誤植なし!大手出版社も見習ってほしい。

  • 鐵太郎

    2.26事件を背景にして、天皇裕仁と北一輝を相反する二つの焦点として描いたものです。前半の息詰まるような展開と、後半のやや間延びした情景描写の温度差がちょっと気になります。なんだろな。 ──読み始めたとき、歴史ドキュメンタリー風なテイストでした。新手の視点による歴史ノンフィクションかと思わせるような。でも、実は違うんですね。歴史「小説」なんですよ。真実の記録をちりばめながら、実は要所要所は作者の歴史解釈によるあのときこの人たちはこう考えてこう会話したんだろう的な話です。つまり、歴史小説なのです。

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