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おかげさまで生きる 幻冬舎文庫

矢作直樹

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344426092
ISBN 10 : 4344426096
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

肉体の死は誰にも等しくやって来るが、死後の世界は私たちの身近にあり、再会したい人とも会える。今世の経験から学び、「おかげさま」という感謝の姿勢で自分の生を全うする。東大病院救急部のトップとして15年間、生と死の現場で命と向き合った医師がたどりついた究極の死生観とは。「人はなぜ生きるのか」の真実に触れる異色エッセイ。

目次 : 第1章 見えないものに意味がある(一〇分の間にある生と死の境/ 一〇〇〇メートルの滑落事故で聞いた声 ほか)/ 第2章 答えは出すものでなく出るもの(急ぐことはない、焦ることもない/ しかたがないことはしかたがない ほか)/ 第3章 欲しがるのをやめる(課題は解決しないと追いかけてくる/ 立場をわきまえると信頼を勝ち取れる ほか)/ 第4章 評価は誰かの思い込みにすぎない(「あなたはがんです」と伝えるのは思いやりか/ 蒔いた種は自分で刈り取る ほか)/ 第5章 人は魂でつながっている(命のリレーが歴史をつむいでいる/ 江戸人が使った「死んだら御免」 ほか)

【著者紹介】
矢作直樹 : 1956年、神奈川県生まれ。金沢大学医学部卒業。国立循環器病センターを経て、99年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻教授兼工学部精密機械工学教授。2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長。16年退官、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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『人は死なない』と併せて読むと著者の世界...

投稿日:2021/03/10 (水)

『人は死なない』と併せて読むと著者の世界観がより深く理解できる。 われわれは常識として肉体の死を持って人の死とするが、あえて「肉体が死んでも魂までは消えない」と観念することで、人の生死についての視界が開ける、そんな新しい視点を与えてくれる一冊。 スピリチュアルな本なのだが、「神秘的なもの」と「神秘体験」を区別した上で後者にコミットすることで、辛い時間をやり過ごすことも時には必要になる。きわめて実存に関わる問題である。

ポアンカレ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やせあずき

    この本で、医師である著者の根底にある考え方が、「おかげさま」という言葉です。この目に見えない大きなネットワークの力に感謝して、どんなにうまくいかない時でも、現実を全部受け入れて、苦境から学ぶことが大切だということですが、この「おかげさま」の言葉が絶滅危惧種に指定されているのではないかと近頃感じます。著者は宗教家ではありませんが、人の命を預かる現場を多く経験された医師の目を通した哲学的なエッセイです。

  • コージー

    ★★★★☆30万部を突破したベストセラー。東大病院救急部のトップとして15年間、救急の現場で生と死に向き合ってきた矢作教授のエッセイ。救急医療で目の当たりにしてきた多くの死を語るものではなく、目に見えるものを超越した、なにものかに生かされているという、「おかげさま」のこころを語る。【印象的な言葉】@急ぐことはない、焦ることもない。A人生の課題は、しかるべき時に解決できなければ本人を追いかけます。B皆さんが今、立っている場所は、皆さんが自分で選んだ場所です。

  • ももすけ

    スピリチュアルな内容もあり、そこは常に救急という現場で生死に直面されている方の心の拠り所となる部分なのかなと。本書のタイトル、「おかげさまで生きる」にすべて包括されます。自分が今、無事暮らせていること、それは遠い昔から、手渡されきたバトンであり、そして、私自身もいずれ渡すものです。おかげさまの精神を忘れず、日々感謝したいと思います。

  • ヨムヨム

    再読しました。心が洗われます。

  • キヌモ

    割と薄い本だけど、中身はかなり濃いです。医者として人の生き死にに深く関わった経験から、人の在り方生き方を語っている。現実を知る人の話は深いです。今を生きている私たちは競技場プレーヤーで、あの世の人たちはそれを見守る観客という例えはなるほどと膝を打つ話です。

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