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図解 誰でもできる石積み入門

真田純子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540171826
ISBN 10 : 4540171828
Format
Books
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コンクリートやモルタルを使わない「空石積み」はエコで持続可能な技術。崩した石を積み直せば、地域の資源が循環する。むらの石工さんの口伝の技を、気鋭の女性研究者がわかりやすく図解。石積み技術を広く継承していくための方法についても説明する。

目次 : 1章 石積みの基本(石積みとは?/ 石積みの手順と実際)/ 2章 石積みの準備(必要な道具を用意する/ 修復のタイミングを決める ほか)/ 3章 床掘りをする(古い石積みを崩す/ 積み石とぐり石を分ける ほか)/ 4章 石を置く・積む(根石を置く/ 2段目以降を積む ほか)/ 5章 石積みの考えかた(石積みとの出会い/ 石積みの現状と石積み学校の準備 ほか)

【著者紹介】
真田純子 : 広島県生まれ。東京工業大学環境・社会理工学院准教授。徳島大学に赴任後、石積み施工をする研究者になった。専門は景観工学、土木史、都市計画史、石積み、農村計画など多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アナクマ

    良い! 写真と見出しだけでも眺めてほしい。面倒に思えるムラの土木作業も、技術を分解/図解して、具体的なコツや理屈が解ればとても面白い。再発見されるノウハウもお宝。そこに紙幅のほとんどを割いている好ましさ。◉後ろの方にちょっとだけ意義や分析が。「文化の保全と収入。身の回りの資源でできる。直せる小さな工事」 ◉村の伝承はなぜ途絶えるのか。なぜこのような本やサービス(石積み学校)が商品になるのか。考えるとそこも重要だ。◉泥遊びや鉄腕ダッシュを支持する人は多いはず。ジムでバーベルを上げ下げする方はいっそのこと…。

  • たまきら

    うちの開拓地は台地のドン付きで、片側は斜面になっています。現在はかなり木が生い茂っていますが、元は下りた部分の湿地に田んぼがあったとのこと。夫とビオトープを作りたいので、斜面を安全に降りる方法として石積みを利用できるか参考にしたくて借りてきました。素晴らしい本ですが、この地域では大きな石がないので無駄に購入するのも変な話。ほかのやり方を考えてみたいと思います。

  • yoneyama

    ネパールやチベットの山麓集落で、甲斐や信濃の中山間地で、山行の帰りにぷらっと通る石垣の集落が大好きだ。苔がのって、隙間から蛇が日向ぼっこ。いつか自分の家を持つなら、傾斜地にこんな石垣で、車のこない狭い道に囲まれて暮らしたいと、読み耽る。技術書でもあり思想書でもある。総出でやる普請、景観に及ぼす大きな影響、とても魅力的だ。どうやったらいいのか知りたかった。イタリアでは石組みコンテストがあるのかあ。アルベロベッロの家はまさに屋根まで石組みで、イグルーかと思った。こんなかんじでイグルー本作りたい。

  • gotomegu

    徳島大学から出ていた無料の冊子をさらに充実させたもの。石積みはどこでも誰でもやっていた技術。基礎、道具の使い方などがわかりやすく解説されている。石積みは、夏みかんくらいの大きさの岩でもできる。失敗しながらコツをつかめていくといい。空積みは、隙間があるので、水や空気を逃がす。健全な土地を保つにも必要な技術。永久保存本。

  • じじちょん

    地元や旅先で目にする石積み。昔の人の知恵や工夫が積み重なっているのだな、と感心した。 隙間ができたり崩れやすくなるから、という根拠に基づいて方法論があるという事を知った。 研究と実践している筆者もすごい。

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