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地獄ものがたり

真保亨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620605784
ISBN 10 : 4620605786
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2001
Japan

Content Description

死後の苦しみを視覚に訴える地獄絵に、平易な物語風の文章をつける。江戸時代末期を舞台に、一旦頓死した人物が地獄を駆け巡る仮想の物語を通し、地獄や十王の思想と芸術美を伝える。

【著者紹介】
真保亨 : 1931年新潟市生まれ。1955年東京教育大学卒業。文化庁主任文化財調査官、東京国立文化財研究所美術部長、筑波大学教授・同芸術学研究科長・同芸術学系長・同芸術専門学群長、東京家政学院大学教授・同生活文化博物館長を歴任。現在筑波大学名誉教授。芸術学博士。日本美術史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なつき

    『るるぶ地獄:日本編』。なかなか見ることのできない地獄を和尚さんの地獄解説から、実際に逝ってしまった善兵衛さんの地獄めぐり体験記で詳しく解説!これでいつ地獄に行っても大丈夫。・・・思い浮かぶのが『鬼灯の冷徹』なのでどうしてもこういうイメージが(笑)詳しすぎて読んでるだけで体中が痛くなってくるから不思議。心当たりがありすぎて困る。子供向けかと思いきやこれは20を越えた大人が読んだ方が効果的かもしれない。

  • mayld

    大学の「悪の思想史」という講義で先生が教えて下さった本です。大きさが絵本のようなサイズなのでこども向けかと思いきや、国立博物館や各地の寺に所蔵された地獄絵がこれでもかと人の後ろめたい心をえぐります。閻魔様は大変几帳面でいらっしゃるようで罪は細かく分類されてそれにふさわしい苦し〜い罰が用意されているのは興味深い。どれがいやかって?屎泥処には行きたくないかなあ。

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