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ISBN 10 : 4879844446
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日本の図書館が重要な参照元としたアメリカ公立図書館の思想と実践、そして図書館研究の歴史を、100を越えるテーマに沿って解説。公立図書館の淵源、戦争と図書館、図書館史研究、ジェンダーやマイノリティの視点を踏まえた図書館思想など、重要な事柄をテーマに取り上げ、それらをアメリカ公立図書館史という大きなタイムスパンの中で意味づける。
目次 : 国教会牧師の図書館構想:トマス・ブレイの思想と実践(1695‐1701年)/ 会員制図書館の源:フィラデルフィア図書館会社(1731年)/ 図書館における近代の成立:フィラデルフィア図書館会社(1731年)/ 豊かな人びとの図書館:富裕者型ソーシャル・ライブラリー/ 「閲覧室」(reading room):現在とは異なる意味/ 「図書館」に入らない「ライブラリー」:貸本屋の興隆と衰退/ ソーシャル・ライブラリー:ニューイングランドでの発展と衰退/ 公立学校と学校区図書館の思想:ホーレス・マン(1837年)/ 公立の図書館である学校区図書館の隆盛と衰退:全般的な推移/ 第1世代の図書館史研究:客観的事実史/ 図書館を結ぶ試み:図書館統計(1851年)、図書館員大会(1853年)/ 公立図書館の基本思想の設定:ボストン公立図書館理事会報告(1852年)/ 図書館利用の年齢制限:ボストン公立図書館の影響力/ ホール式の図書館:ボストン公立図書館ボイルストン街図書館(1858年)/ 南北戦争での資料提供サービス:合衆国クリスチャン委員会の活動/ 1876年以前の公立図書館の状況:ウィンザー調査(1868年)/ 会員制図書館のトップランナー:ニューヨーク商事図書館(1870年代)/ 図書館システムのモデルの先導:ボストン公立図書館(1870年代)/ 図書館界の成立:1876年/ 1876年が課した図書館サービスの課題:特別報告と大会での発表から〔ほか〕
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