Product Details
ISBN 10 : 4846120198
Content Description
敗戦直後に計画された群馬県の八ッ場ダムは、時代が変わり、ダムの必要性が無くなり、民主党が建設中止を掲げ総選挙で政権を獲得しながらも、国の河川行政を転換できず河川官僚の陥穽にはまり、安倍政権によって完成されてしまった。一方、倉渕ダムは、地域住民主導で闘った結果、ダム建設を止められた。何が違い、何が間違っていたのか?民主党はなぜ挫折したのか?そして今、「八ッ場ダムが台風の豪雨から首都圏の水害を守った」とのフェイクニュースがまき散らされている。本書は八ッ場ダムと倉渕ダムの歴史的顛末を追い、流域住民主体の流域治水への転換を考える。
目次 : 第1章 ダムをとめた住民と県知事(地味で目立たぬ知事の「脱ダム宣言」/ 保守大国で異例のダム反対運動/ 代表の身銭で独自調査を敢行 ほか)/ 第2章 国策ダムに翻弄される住民と地方自治(敗戦直後に策定された巨大ダム計画/ ダム官僚の天敵となった群馬の町長/ ダムができて急速に衰退した故郷 ほか)/ 第3章 八ッ場ダム復活の真相(準備なしの中止宣言で墓穴を掘る/ 馬を乗りこなせない政治家たち/ ダム官僚の思う壺となった有識者会議 ほか)
【著者紹介】
相川俊英 : 1956年群馬県生まれ。早稲田大学法学部卒。1980年に文化放送に入社。放送記者として活動し、1992年にフリージャーナリストとなる。1997年から「週刊ダイヤモンド」の委嘱記者となり、1999年からテレビ朝日・朝日放送系の報道番組「サンデープロジェクト」の番組ブレーンも兼務。地方自治体関連の企画・取材・レポートを担当、60本の特集制作に関わる。2014年から地方自治ジャーナリストとして主に活字媒体を舞台に活動し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
trazom
読了日:2020/11/26
beer98
読了日:2020/11/01
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

