天曜日の算数 不思議な算数のとびらがひらくゲームブック

■本書の概要
本書は、ゲームブックという手法をとり、算数・数学の世界について授業形式でたのしむことができるように作成しました。1〜3時間目まで、3本の授業を掲載しています。その中で、算数・数学的な内容と共に、「数学的な見方・考え方」や、「問い続ける力」等、実際の授業の方略や様相について描いています。算数・数学が得意な人や、興味のある人たちだけではなく、苦手意識をもっている子供から大人まで、少しでも読みやすく、算数・数学の面白さが伝わるようにと思いを込めた新感覚の読み物です。
この本を読み進めながら、「数学的な見方・考え方」が働く場面や育つ場面に遭遇することができます。そして「問い続ける力」を育む授業展開や言葉かけ、対話に遭遇することができます。本書はゲームブックなので、読者の意志決定を反映することができ、「数学的な見方・考え方」や「問い続ける力」を育みながら問題解決する能力を養うことができます。本書を読み進める過程で、我が国で培われ、紡がれてきた授業の技と心を体験することができます。
　本書では、主に小学3年生以上で学習する内容を理解したり、用いたりしながら読み進めることができる授業を3本掲載しました。いずれも、作者が、実際の教育現場で実践した授業をもとにしてアレンジし作成しています。作者が担任をしながら現場で生み出したキャラクターたちと一緒に、算数・数学の数理に遭遇したり、学び方を体験したり、問題を解決したりする探求型のストーリーが描かれています。

■こんな方におすすめ
・主に小学3年以上の児童・生徒・学生
・算数・数学の世界を味わいたい方
・ドリルとは違う学習物をお探し・お求めの保護者
・子どもが自習できる環境で使用する学習アイテムをお探しの先生
・「問い続ける力」や「数学的な見方・考え方」を育てたいと考えている先生
・我が国に故くから受け継がれてきた算数・数学の授業の技と心を知りたい体験したい方