Product Details
ISBN 10 : 4779129222
Content Description
新視点で説く、近代が消した鎌倉幕府成立前史!古代王権にとって特別な地であった「あづま・みちのく」。大伴家持・坂上田村麻呂から頼朝への征夷大将軍の流れと「平泉の黄金文化」の実相。そして「みちのく」に精通していた怪僧・文覚と源頼朝との交流による幕府創立と「頼朝・義経の兄弟相剋」の本質。近代の「国史」が消してしまった「我が国古代史のゆがみ」を追究する。
目次 : 序章 歪められた「鎌倉史」―戦前の「統制・抑止・停滞」を超えて(古代学の対比・「江戸期」と「近・現代」/ 「鎌倉史」への素朴な疑問/ 『平家物語・源平衰勢記』源平譚の読み直し)/ 第1章 鎌倉幕府成立前史―古代史と「あづま・みちのく」(古代人の見た「あづま・みちのく」/ 征夷大将軍の「歴史」/ 天台宗慈覚大師円仁と朝廷/ 畿内貴族と「あづま・みちのく」)/ 第2章 頼朝と清和源氏―「鎌倉史」始動(「鎌倉幕府」草創への道のり/ 清和源氏と「みちのく」/ 源平譚の実相/ 大威徳寺と文覚上人)/ 終章 文覚とは誰か―「文覚像」の消長(文覚像の確認/ みちのくと文覚/ 明治初期頃まで歌舞伎でもてはやされていた「文覚物」/ 近・現代における「文覚上人の消長」)
【著者紹介】
相原精次 : 歴史作家。1942(昭和17)年横浜生まれ。1965(昭和40)年國學院大学文学部卒業。同年4月より奈良市にある私立中・高等学校に国語教師として赴任。5年間勤務後、横浜に戻る。2003(平成15)年4月、神奈川県立高等学校を定年退職。執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
