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ISBN 10 : 4892194506
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幕末に仙台藩士の家に生まれ戊辰戦争に参加。激動の時代にカトリックに出会い、博愛の精神、また最先端の西洋知識を身につけ、医者として市井の貧しい人びとに寄り添ったラストサムライ目黒順蔵。順蔵の残した文章から日本近代化の源流を探る。
目次 : 第1部 目黒順蔵とその時代(幼少年時代/ 養賢堂時代/ 幕末の平和/ 戊辰戦争/ 悲惨な藩士の生活 ほか)/ 第2部 目黒順蔵遺文(勿来関を游覧すたる紀事/ 游塩浦記/ 游松島記/ 戊辰の役兵士となりて白河方面へ派遣せられたる紀事/ 義子を罷めたる紀事 ほか)/ 第3部 『処世之誤 一名 誡世痴談』
【著者紹介】
目黒順蔵 : 1847‐1918。仙台藩士の家に生まれる。15歳で仙台藩校養賢堂漢学部で学ぶ。21歳で戊辰戦争に参戦。24歳で東京・築地のマラン塾にてフランス語とカトリックに出会う。済生学舎で医学を学び医師免許を取得。32歳で仙台に戻り地域医療、青少年指導に尽力する。宮城病院勤務、古川病院長を経て再び仙台で開業する。59歳で再度上京し八王子病院長。71歳没
目黒士門 : 1933‐2015。大阪生まれ。東北大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程修了。元小樽商科大学、岩手大学、東洋英和女学院大学教授
目黒安子 : 1935年仙台生まれ。東北大学文学部フランス語フランス文学科卒業。元アレン国際短期大学教授・学長、頌美学園理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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