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メガバンク銀行員ぐだぐだ日記 日記シリーズ

目黒冬弥

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866809250
ISBN 10 : 4866809256
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

M銀行は最近、世間を騒がせるいくつかの不祥事を引き起こした。多くの行員がその対応、事後処理にあたり、私もその最前線にいたひとりだった。ニュースで報じられる事件の裏側には、現場で汗を流し、時に罵倒され、頭を下げている人たちがいる。そんな生身の姿を知ってもらいたいと思った。―四半世紀を超える銀行員生活で、語りたいこと、語らずにはいられないことがある。

目次 : 第1章 3度あることは、何度ある?(某月某日 緊急連絡:「今から来れますか?」/ 某月某日 統合初日の悲劇:ATMが動かない ほか)/ 第2章 銀行の常識は、世間の非常識(某月某日 住宅ローン審査:銀行員の醍醐味/ 某月某日 結婚の作法:“披露宴レクチャー”の夜 ほか)/ 第3章 営業失格!(某月某日 営業人生の終わり:なんで、なんで、なんで…/ 某月某日 手取り17万円:給料も3分の1に ほか)/ 第4章 銀行業界のナイショ話(某月某日 お詫びの品:「反社だったらどうする?」/ 某月某日 シングルマザー:アヤシイFX取引 ほか)

【著者紹介】
目黒冬弥 : バブルの終わりごろ大手都市銀行に入行。地方都市や首都圏の支店で法人営業に携わる。紆余曲折を経て、窓口事務の管理者としてメガバンクM銀行に勤務する現役行員である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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凄い本だと思う。M銀行の現職が、身バレ覚...

投稿日:2022/10/11 (火)

凄い本だと思う。M銀行の現職が、身バレ覚悟で書いた本。銀行員の苦悩が真っすぐに語られる。著者はいい人だと思う。ひどい扱いを受けながら頑張る姿には感動した。このシリーズはリアルさが売りだと思うけど、本書のリアルさは群を抜いている。はらはらどきどきしながら読んだ。 かなりお薦めです。

まるちゃん さん | 鹿児島県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    最近、銀行員についての本を読んでいますが、この本を書かれた方も今のメガバンクの方のようです。数年前に起きたシステム障害の営業店の業務の課長としての対応に始まり、2002年、2011年に起きた同様のシステム障害の記述が述べられています。さらには自分が銀行に入った時の新入行員のことから、営業担当として上司からもいろいろ言われながらもやってきたことなどが綴られています。それにしても銀行員というのは上司によってその後の運命がかなり異なるのがわかりました。ドラマになりやすいのでしょうね。

  • きみたけ

    面白かった😆久しぶりの三五館シンシャの「○○日記」シリーズ。これまでは辛い境遇の日記が多かったのですが、今回の内容は普通のサラリーマンの悲哀が浮き彫りになっていて面白かったです。著者は、バブルの終わり頃に大手都市銀行入行、地方都市や首都圏の支店で法人営業に携わり、窓口業務の管理者として勤務する現役行員(2022年当時)の目黒冬弥氏。ATMが動かなかったときの対応、唐突な人事異動、現代なら確実にアウトなパワハラ上司の話、内部監査グループによる抜き打ち監査など、月9ドラマさながらの内容に興味津々でした。

  • ノンケ女医長

    全く縁のない世界を覗いてみたくて購入。タイトルは「ぐだぐた日記」と、やや含みを持たせた物柔らかな語句なのに、内容は想像以上の酷薄さ。営利を追求するため、いろんな行員が心を擦り減らしていく様子に「私は銀行で働くことはできない」と痛感した。全国転勤の社命があんなに唐突だなんて。窓口業務も含め、笑顔の裏に隠れた懐抱は、銀行員なら共感の連続なのだろう。一円たりとも間違ってはいけないし、日々お金と連動する会社で働くためには、天賦の才能が必要みたい。

  • ゼロ

    メガバンクM銀行で働く著者の四半世紀を超える銀行員生活を赤裸々に書いた一冊。日本社会の悪いパワハラ上司、不明瞭な人事制度、恐喝で支配する職場…など悪き習慣がそのまま書かれていました。銀行の常識は、世間の非常識。花形である営業から事務職へとなったが、誠実な性格が裏目に出たのかな…と。世渡りが上手な人は上司の機嫌取りをしなくてはいけない。システム化したにも関わらず、誰もシステムを理解せずに不毛な会議をするなどね。上司ガチャがあり、銀行員は潰しは効かないが、マウント取りがちな会話する。実情を知れたのは良かった。

  • kinkin

    メガバンクに勤務する著者が体験したり、見聞きしたりしたことが書かれている。読んでいて感じたのは入社して出世するかしないかは、他の会社同様に、いい上司に恵まれ臨機応変に空気を読み取り、そこそこ仕事もできて後は運だと思う。出る杭は打たれるまさにそのとおりだ。本書にも書かれていたがいずれは銀行窓口は全てAIが行うのはそんなに先のことではないだろう。著者のような人間らしさの行員は増々増えるだろうな。半沢直樹のような銀行マンはほんとにいるのだろうか?そんなことを考えながら読み終えた。

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