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年金問題の正しい考え方 福祉国家は持続可能か

盛山和夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121019011
ISBN 10 : 4121019016
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan

Content Description

私たちは年金制度を正しく把握していない。少子高齢化が進む中、安心して信頼できる制度を作るにはどうすべきか。「未納」や「社会保険庁」ではなく、公平で持続できる制度を作るために必要なことを考える。

【著者紹介】
盛山和夫 : 1948(昭和23)年、鳥取県生まれ。東京大学文学部社会学科卒業、東京大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程中退。博士(社会学)北海道大学助教授、東京大学助教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 脳疣沼

    <再読> 年金関連の本の中で、これまで一番勉強になった本。大体の争点は網羅されているし、論理的にかなり明確に示しており、色々と勉強した後に再読すると、その説明の分かりやすさに感動する。おすすめ。

  • 脳疣沼

    年金は長い目で見れば持続不可能な状況に追いやられているが、複雑な構造のために誤解も多い。たとえば年金の本を読むと、やたらと積立方式を推している人がいて、ついそれにつられてしまったりする。しかし当然ながら反対意見もあるわけであり、その辺は冷静に考えないといけない。本書は誤解しがちな年金問題について、詳細に分析検討がなされており、とても勉強になる。年金制度改革はもちろんどうなるかわからないが、それでもちゃんと年金を払った方が良いだろうと確信が持てる。

  • ゆずりんご

    年金問題の本質を考えさせられた。一番重要な点は、個人にとって得か損かなんて問題ではない。社会全体にとって望ましいか望ましくないかが判断材料であるという点。その上で政治屋が持続可能な仕組みを作り上げることが必要。我々も賃金再評価制、2004年の改正について理解を深めないといけない。「払わんと貯蓄」っていうのは3、40年のスパンを考えたとき物価上昇、インフレのリスク高すぎであり得へん思想や思う。現行のままでは持続可能かは出生率と賃金上昇率がカギだとよくわかった。積立方式のデメリット、一元化の課題も理解できた。

  • す○○

    年金は税方式にすべきと思っていたが単純な話しではなかった。制度の存続を脅かす事態は避けなければならないが未納者を追及することは将来の給付債務を増加させ財政的にはプラスと言えないという指摘は新鮮であった。世代間格差は相続による資産の移転も考慮しないとならないので年金の枠だけでは語れない。年金や社会保障の問題は複雑で本当に難しい。でも誰しも生きていれば着実に高齢者になっていく。自分の頭で理解できたことは現役時は年金保険料をきちんと負担しつつ老後は年金以外にも資金を確保しておくことが大事ということ。

  • まゆみり

    年金制度についていろいろ言われているが、今の年金制度、賦課方式が優れた制度であることが分かった。年金問題は奥が深い。

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