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環司先生の謎とき辞典 チカと文字禍とラブレター ポプラ文庫ピュアフル

皆藤黒助

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591177549
ISBN 10 : 4591177548
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

あるトラウマから文字では気持ちを伝えられないと感じ、文章を書くこととSNSが大嫌いな高校生、知華。彼女の学校には国語教師の環司がおりイケメンだと騒がれているが、知華は彼が驚くべき漢字マニア―愛読書は漢和辞典、特技は一発で目的の漢字を引くこと、ワイシャツの下は必ず漢字Tシャツ―だと知ってしまう。そんな折、学校である事件が起き、先生が「漢字が僕を呼んでいる」と言い放ち、漢字で解決するのを見てしまい?

【著者紹介】
皆藤黒助 : 鳥取県境港市出身。エブリスタ電子書籍大賞2013にて毎日新聞社賞、スマホ小説大賞2014にて角川文庫賞と讀賣テレビ放送賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    カバーイラストのチカちゃんは足が長すぎる気が…。女の子は小さくて子供っぽくても、大きくて大人っぽくても悩むものなのね。漢字マニアのイケメン教師・環と、訳あってSNS嫌い漢字嫌いの高校生・チカが漢字の力で謎を解く物語。二人の掛け合いと環先生の漢字の薀蓄が楽しい。

  • akiᵕ̈

    漢和辞典をこれ程までに愛している環司(たまきつかさ=かんじ)先生、愛しのキャラだな♪女子生徒からは大人気でイケメンなのにインナーに着ているTシャツはいただけないけど笑。高校を舞台に生徒の知華と繰り広げる『漢字』から事件解明がもたらされる学園ミステリ。環も知華も過去にトラウマを持ち、環は何故漢字オタクになったのか、知華は何故SNS嫌いになってしまったのかも並行しながらその謎が解き明かされていく。漢字の奥深さや、違った角度からの物事の見方もとても勉強にもなり、2人のほろ苦く爽やかなやりとりにもキュン♡

  • なみ

    漢字が大好きな環司先生と、文章が大嫌いな知華の、日常漢字ミステリ。 車に煽られた友人、倉庫に閉じ込められたクラスメイト、浮き上がる呪いの文字、そして、知華の過去について。 漢和辞典の狙ったページを一発で開ける特技を持った環司先生が、漢字にこじつけて事件を解決するシーンが面白いです。 連作短編形式になっていて、どの話も意外な真相に驚かされました。 最終話はとても温かかったです。 登場人物たちがみんな優しく、読後感も爽やかなので、安心して読める1冊!

  • Urmnaf

    知華は背が低いことを気にしつつも陸上部でがんばる女子高生。昔のできごとがきっかけでSNSは大嫌い。そこに現れたのは、新任のイケメン国語教師の環司(たまき・つかさ)。知華がドン引きする程の漢字オタク。とはいうものの、知華もまた、漢字に絡め取られたような過去があるらしく。そんな二人が、学校で起きる「事件」に臨み、環司(かんじ)先生が漢字を使って謎を解く。漢字オタクのかんじ先生って赤面ものだけど、漢字のウンチクはほ〜って感じ(漢字だけに)(赤面)。

  • イシカミハサミ

    日常系ミステリー短編集として王道の作り。 テーマの漢字ウンチクとの噛みあいは良好。 ただ事件自体は無理やり感のほうが強めかな。 スキマ時間にちょうどいい。

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