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「お絵かき」の想像力 子どもの心と豊かな世界

皆本二三江

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784393373286
ISBN 10 : 4393373286
Format
Books
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

子どもはなぜ「頭足人」を描くの?美術研究の大家が、絵の不思議と子どもの可能性を探る。

目次 : プロローグ 絵に秘められた無限の可能性/ 第1章 絵を描くことが育む豊かなこころ/ 第2章 絵の進化と子どもの発達―頭足人の謎/ 第3章 子どものこころが聞こえる―あふれる感性と個性/ 第4章 男の子の絵、女の子の絵―「ちがう」ことの素晴らしさ/ 第5章 見えない色を見るちから―優れた色彩感覚/ 第6章 さらに深く読みとるために―「ふつう」ってなに?

【著者紹介】
皆本二三江 : 1926年生まれ。武蔵野大学名誉教授。東京芸術大学美術学部工芸科漆芸専攻卒業、同専攻科修了。美術教育の立場から造形表現における男女の性差を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • りょうみや

    子どもの絵の描き方は国や文化に関わらず、同じ発達過程を辿って自然と上達していくことを多くの実際の子ども達の絵から分かりやすく説明している。その絵の発達は人間が辿ってきた進化と一致しているというところも興味深い。うちの子はまさにこの本で言う「頭足人」、丸い顔に線で手足が生えている人間を描いている段階なのだが、それは4つ足で歩いていた時代にあたるらしい。また、子どもは男女で描く絵にはっきりとした違いがあり、その違いがまたおもしろい。男女は違う生き物であることを再確認した。

  • きょん

    男の子の絵と女の子の絵の比較が興味深かった。子どもに絵を描いてほしいと思ったけど気が向かなかったよう笑 色をすべて使おうとするのは、女性ならではの公平性があるのかと、興味深い。

  • しおこ

    興味深いの一言!お絵描きにも発達段階がありみんな頭足人を描く時期がある。女の子と男の子の絵の書き方は違い女の子は暖色で自然界を描くが男の子は寒色で車や飛行機などの人工物を描くというのも確かに!となった。例に出てくる絵が娘と同じくらいの月齢でもとても上手に丸や絵が描けていて単純にすごいなとも思った。もっとお絵描き一緒にしてみたい!これからの絵の成長が楽しみになった。

  • ふゆ

    5

  • のん@絵本童話専門

    幼児期の絵における、発達の過程、人間の歴史との関連性、絶対色感、男女差、描き方のタイプ、内面の表出や物語性などについて書かれている。我が子を見ていて感じていた男女差について、そうそう!と大納得。描き方もうちには視覚型、触覚型の両方の子がいるので、一見下手だけど魅力的な個性があるのも実感している。そもそも、イメージの世界が違うので、子供の絵をステレオタイプ的に上手い下手と決めてしまってはならない。木のおもちゃに赤が多いのも納得したし、塗り絵には色彩構成の発揮という点で独創性が認められると知れて学びになった。

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