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一週間de資本論

的場昭弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140814383
ISBN 10 : 4140814381
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

マルクス研究40年の著者が、「商品」「労働」「恐慌」「未来」をキーワードにして解き明かす「資本論」入門の決定版。21世紀の課題に向き合う「新たな」思想として、今こそ「資本論」を読む。

【著者紹介】
的場昭弘 : 1952年、宮崎市生まれ。神奈川大学経済学部教授。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シュラフ

    『資本論』は難解な書物であるのだが、ポイントをよくまとめてくれている。一番の肝は、売上高(使用価値)−費用(交換価値)=利益(剰余価値)、であろう。資本家の行動原則は、この利益(剰余価値)を極大化すること。このため長時間労働(絶対的剰余価値)と分業・機械化(相対的剰余価値)がすすめられる。だが、競合があるため利益(剰余価値)は低下していく、そしてやがて行き着く先は恐慌となる・・・。経済の表面的な部分ばかりに気を取られていると世の中が見えにくくなってくるのだが、『資本論』の理屈というのは実によく分かる。

  • タカナとダイアローグ

    社会科学やってます、っていうために資本論は読んでおかないとなと10年くらい思っているが未遂。100分で名著企画の前身?こういった良企画のせいで(おかげで)手が伸びんのよ。資本論のすごいところは、まず商品を分析することにあると思う。商品っていうのがいかに特殊であるか、労働力が商品になったときにどうなってしまうのか。人類学と共に近代がどういうことになるかを考えていたと思うので、次は人類学をすこし読む…。資本論は手元にあるのだけれど…。こうして後回しになり続ける。余談、的場先生は見た目もマルクスっぽい。

  • マルクス著『資本論』の超要約書。要点4項目を原著を引用しながら解説し、裏の意味の考察も加えられている。抽象的で難しいながらも読みやすく、ポイントは押さえることができた。初心者なので深い理解には至らなかったが(特に一章の「商品」はまだ掴めていない)、今後に繋がる一冊になると思う。

  • 荒野の狼

    本書はNHKで放送された30分番組4回分(全部約100分ということになる)の内容をもとに書き下ろされた的場昭弘の本。現在もネットで動画は視聴することができるので、本書を読む前後に動画を視聴してもよいが、本書単独でも十分な理解が得られる。多くの資本論の入門書は第1巻の解説にとどまるが、本書は資本論全3巻にまたがって書かれている内容を視点を絞って解説している。たとえば恐慌についてはマルクスは1、2、3巻それぞれで言及しているのを本書ではまとめて解説しているので把握がしやすい。

  • きむロワイヤル

    資本主義の対抗としての社会主義国家が事実上無くなり、資本主義一色になった社会、そしてグローバル化が進み、世界市場が現れた現代、いまこそがマルクスが予言した、資本主義の終焉そのものではないか、と考えると資本論も今読むべき本と言えるのではないか?

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