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クラシック音楽にはドラマがある。曲の背後には作曲者の人生があり、その苦悩や喜びが詰め込まれているからだ。ブラームスがある女性に捧げた「弦楽六重奏曲第一番」、なぜか不倫をテーマにした映画に使われるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第二番」、一人で聴いていると異世界に吸い込まれそうになるラヴェルの「夜のガスパール」など、知られざる逸話と共に二四曲を紹介する。二万枚を超えるCDに囲まれ、ほぼ毎日聴いている作家・百田尚樹によるクラシック音楽エッセイ、第1巻。まずは気になった曲から、どうぞ。
目次 : 第1章 愛の幻想(ベルリオーズ「幻想交響曲」―失恋が創作のエネルギー/ ブラームス「弦楽六重奏曲第一番」―愛する女性に捧げた曲、その女性とは?/ チャイコフスキー「白鳥の湖」―「通」から軽く見られるが、まぎれもない名曲 ほか)/ 第2章 エロス(リヒャルト・シュトラウス「サロメ」―過激さゆえに、何度も上演禁止になったオペラ/ ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」―「性」の香りを放ち、不倫に合う!?/ モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」―破天荒で、エロティックなオペラ ほか)/ 第3章 天才の狂気(ムソルグスキー「展覧会の絵」―一枚だけ未発見の原画をめぐる謎/ パガニーニ「二四の奇想曲」―多くの音楽家を魅了する、複雑怪奇な曲/ ベートーヴェン「ピアノソナタ第二三番“熱情”」―勇気が湧き、気力が漲る曲 ほか)
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