Product Details
ISBN 10 : 4621311514
Content Description
2004年性同一性障害特例法が施行され、2023年にLGBTQ理解増進法が成立し。性の多様性(ダイバーシティ)の社会認知は普及し、国民の13人に1人がLGBTQといわれる中で、LGBTQの患者の受診抑制(性差別,問診時トラブル)、性感染症(告知や予防対策)、メンタルリスク(思春期の対応や物質依存障害)、終末期のケア(介護や意思決定代理人,相続の問題)など、医療面の様々な問題が指摘されている.また、医療従事者が性的マイノリティの患者に対する問診対応や診断上の留意点を従来の医学教育や臨床研修では十分指導されていないという現状も見られる。本書は多種多様な患者背景や価値観を尊重した包括的な医療のあり方について、LGBTQの患者例を通じて解説する国内初の臨床テキスト。
【著者紹介】
百武美沙 : 慶應義塾大学医学部卒業後、聖路加国際病院初期研修を経て、米国NYのマウントサイナイ・ベス・イスラエル病院にて内科レジデンシー、マウントサイナイ医科大学老年医学・緩和ケア科フェロー修了。2021年慶應義塾大学医学部・医学教育統轄センター助教を経て、2024年UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)老年科に勤務
サイラス・ガズナヴィ : 米国出身。ワシントン大学セントルイス医学部卒業、2021年より慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室研究員の傍ら、慶應義塾大学医学部・医学教育統轄センターにて留学志望の学生向けの講義を行う。2023年よりUCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)一般内科勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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