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私たちはなぜ法に従うのか 法と「正しさ」をめぐる3000年の世界史

白田秀彰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750518732
ISBN 10 : 4750518735
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

★「悪法も法なり!」「強い者が正義!」にどう抗えばいいのか?
☆古代ローマから、中世封建社会、絶対王政、そして近代国民国家から現代の管理社会まで。世界の法制史をハイスピードで駆け抜け、法と「正しさ」の機能的本質を明らかにする、タイパ抜群の法学講義!

**********

法ってそもそも、何なのだろうか
・私たちが従わざるを得ないもの?
・誰かが勝手に決めた決まり?
・社会のルール?
・紙に書かれた決まり?
・紛争解決の手段?
・説得の手段?

──素朴な疑問の答えを求めて、法制史3000年の物語を俯瞰する!

【著者紹介】
白田秀彰 : 1968年宮崎県生まれ。法政大学社会学部准教授。一橋大学法学部卒業。同大学大学院博士後期課程修了。博士(法学)。専門は情報法、知的財産権法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よしたけ

    法律には、特定の目的のために作られた「ルール」と、慣習的に受け入れられた「ノーム(規範)」が混在し、「あるべき社会」と「現にある社会」の両側面を持つ。古代の土地売買で少年を殴打する儀式は、人間の記憶を記録媒体として利用した合理的な仕組み。法の合理化は、商業の発展による普遍的規範の探求と、広域宗教(キリスト教・イスラム教)の神学による論理的思考の発達が両輪となって推進された。印刷術は「書かれた法」の内容を客観的に確定させる手段となり、近代自然法論はデカルト哲学の影響下、理性に基づいた近代法学への転換を促した

  • YASU

    ローマから近代西欧までの法制史。古代ローマ法、キリスト教、合理的権利概念などが絡みあって近代法学が形成された過程がよくわかる。そしてそれが明治維新後無理やり日本に輸入された経緯も。このわかり易さは、法制史の枠を超え大きく西洋史が適切に概説されているためだと感じた。人は正義を守りたいよりも、共同体に従属したいがゆえに法を守る。とすればいっそ、膨大な社会的慣習や人々の行動のデータを蓄積したAIが司法を担えばよいではないか。これはもはやSFの世界とはいえず、現実にそうなっていくかもね。

  • takao

    ふむ

  • H’s

    It is written not only from the perspective of pure legal history but also from the surrounding social, cultural, and historical viewpoints, providing a multi-layered knowledge base.

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