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トラウマのことがわかる本 生きづらさを軽くするためにできること 健康ライブラリーイラスト版

白川美也子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065161890
ISBN 10 : 4065161894
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生きづらさはトラウマのせいかもしれない。つらい体験でできた“心の傷”が生活を脅かす、トラウマの正体から心と体の整え方まで徹底解説!ひと目でわかるイラスト図解。

目次 : 第1章 生きづらさをまねくトラウマの症状(トラウマのでき方―つらい体験がなかなか癒えない心の傷をつくる/ トラウマの影響―自分で自分をコントロールしにくくなっていく ほか)/ 第2章 トラウマの影響はなぜ長引くのか?(「心の傷」の「心」とは―脳の働きが「心」のすべてではない/ だれにでも起こること―トラウマ体験は三つの反応を引き起こす ほか)/ 第3章 これからの目標と道のりを見定める(なにを目指すのか?―過去に支配されない「今」を取り戻す/ だれが治すのか?―「治すのは自分」という意識が回復を促す ほか)/ 第4章 「今」への影響を変える心理療法(心理療法とは―トラウマからの回復を促す専門的な治療法/ 心理療法の種類―治療の進め方はいろいろだが共通点もある ほか)/ 第5章 回復しやすい体をつくる毎日のケア(毎日の心がけ―体がもつ「治る力」を引き出していく/ 「見えない体」を整える―「流れ」を正して「治りやすい体」をつくる ほか)

【著者紹介】
白川美也子 : 精神科医、臨床心理士。こころとからだ・光の花クリニック院長。浜松医科大学卒業後、国立療養所(現国立病院機構)天竜病院小児神経科・精神科医長、浜松市精神保健福祉センター所長、2008年国立精神・神経医療研究センター臨床研究基盤研究員、2010年昭和大学特任助教を経て、東日本大震災の被災者支援と地域における子ども虐待やDVによるサバイバーの方への臨床的支援、研究に携わる。2013年にクリニックを開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ころこ

    トラウマが一般化したのは90年代で、それまでは言われていなかったのかな。阪神大震災、オウム事件が代表的ですが、何より日本の成長が止まり、雇用不安などの社会が不安定化することによって軋轢が生まれたことによるトラウマが…いわゆる「多重人格」が流行るのも90年代でした。治療行為として客観化されるのは仕方がないにしても、同じことを愛直障害とは別のアプローチ、語り方があると考えて読みました。

  • riviere(りびえーる)

    一般向け。診断基準にある狭義のものではなく広義のトラウマを対象にしているので、治療の必要のない人でも日常のケアとして活用できそう。情報も新しく、専門的な心理療法から日常できるケアまで図解入りで分かりやすく解説している。代替療法としてフラワーエッセンスの紹介があったが、「心地よいことを増やすことは回復を早める」一例として受け止めるべきだろうと思う。

  • morinokazedayori

    ★★★★DVや虐待のように日常に繰り返されてきた出来事は、事故や災害や犯罪のような命を脅かされる出来事よりさらに複雑で大きな傷を残す。トラウマの種類やメカニズム、回復に向けた対処法が紹介されている。入門書として最適。

  • ハイちん

    僕が複雑性PTSDに興味を持ったのは、「感情調節が困難、自己否定感情、コミュニケーションの困難」といった症状が自分にも当てはまっている気がしたからだ。この本は「直接性PTSD.複雑性PTSD」の入門書でこれらについてとてもわかりやすく解説している。PTSDの治療法のひとつに心理療法というのがあり、これは病気に関する知識を深めること自体が治療になるという考え方。よってこの本を読むことも心理療法の一環ということになる。「自分にはトラウマがある」と自覚することは、向き合い乗り越えるための第一歩。頑張りたい。

  • ひろか

    すぐ読めるが、内容は超一流。これ一冊でかなりいける。心理教育本として、待合室に置いておけると良い。

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