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戦争と平和 「報道写真」が撮した日本 コロナ・ブックス

白山眞理

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582635003
ISBN 10 : 4582635008
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

海外に日本文化を紹介した戦前から戦争プロパガンダに変容した戦中、占領・冷戦期の情報戦に果たした役割まで、報道写真の軌跡を追う。

【著者紹介】
白山眞理 : 1958年生まれ。写真史家。日本カメラ博物館運営委員として「名取洋之助と日本工房作品」展、「パウル・ヴォルフ 木村伊兵衛 土門拳―一九三〇年代『ライカ写真』」展、「中山岩太 安井仲治 福原信三 福原路草」展などを担当。2014年に日本写真学会学術賞、2015年に日本写真協会賞学芸賞を受賞

小原真史 : 1978年生まれ。映像作家。IZU PHOTO MUSEUM研究員として「増山たづ子すべて写真になる日まで」展、「宮崎学自然の鉛筆」展、「荒木経惟写真集展アラーキー」などを担当。2005年、「中平卓馬試論」で第十回重森弘淹写真評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aby

    戦間期から戦後の政府外郭団体の<報道写真>.挿絵としての写真ではなく,見せるべき対象を定め,望んだような意図を伝えるための写真.観光客やオリンピック誘致の写真であったり,政治的なプロパガンダであったり.対外宣伝のグラフ誌が示している.「見せるべき相手を具体的に持ってゐるといふ点が,報道写真が他の一切の自慰的なお道楽写真と違ふ重要な性格の一つである.(土門拳)」(p.58)

  • takao

    ふむ

  • くらーく

    敗戦したから、今の日本があるのだけど。。。戦中戦後の写真は、本当に悲惨だね。戦争はいけませんよ、本当。

  • SOMARU.(しらあい)

    報道写真、ということでその時勢に合うように写真も意図されて撮られているのが見えたような気がします。写しているのは現実の一部でしかないというのは今でも覚えとかなきゃ…。とはいえ戦前の写真雑誌の表紙なんかはなかなかおしゃれだし当時のモンタージュとかは見ていて楽しかった

  • zx-sho2

    J-★2〜戦前から戦後、名取洋之助、木村伊兵衛、伊奈信男、土門拳及び長崎原爆直後被災を撮影した山端庸介たちの報道写真を紹介。〜「写真がいかに機械的な操作で作られるものであろうと、ある対象にカメラを差し向けた人間の主観は、どこかに現れる。まして見出しや説明がつき編集の技術が加わると、写真は正確な真実を伝えるものだという見る側の先入観とあいまって非常に大きな宣伝効果を生む。更に、あらゆる錯覚を利用し、トリックを動員して大衆を騙し、意識的に戦争の宣伝に使われたこともある。」

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