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ISBN 10 : 4106109093
Content Description
日本の森林は多様性、豊かさともに世界がうらやむような資源である。しかし、国はその活かし方を理解できていない。全国一律の補助金でコントロールする発想、素晴らしい伝統木造をないがしろにする制度、合理性に欠けるバイオマス発電推進、そして国民が知らぬ間に導入される新税…。これでは宝の持ち腐れが進む一方ではないだろうか。国内外に足を運び、考え続けてきた研究者だからこそ書ける切実なメッセージ。
目次 : 第1章 日本の建築基準法には自国の伝統木造は存在しない/ 第2章 自国の伝統文化は国益に直結する/ 第3章 山麓の小さな製材所が持つ大きな可能性/ 第4章 誰のためのバイオマス発電か/ 第5章 美しい山林から貴重な銘木が採れる列島なのに…/ 第6章 森林資源の豊かさと多様性を生かせない政策/ 第7章 山中で価値ある木々が出番を待っている/ 第8章 林業機械から分かること/ 第9章 いつの間にか国民から徴収される新税
【著者紹介】
白井裕子 : 慶應義塾大学准教授。早稲田大学理工学部建築学科卒。稲門建築会賞受賞。ドイツ・バウハウス大学に留学。早稲田大学大学院修士課程修了。株式会社野村総合研究所研究員、早稲田大学理工学術院客員教授などをつとめる。工学博士。一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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tamami
読了日:2021/06/30
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