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ISBN 10 : 4065260965
Content Description
資本主義の「外部」はいかにしてあり得るのか。「革命」のコペルニクス的転回とはいかなるものか?二つのテクスト『国家と革命』『何をなすべきか?』を鋭い視角のもと深く読み込み、レーニンという思想史上の事件を、新たに捉え直す。著者の政治思想研究の確固たる原点にして、いま読む者によりいっそう強く響く鮮烈な論考。
目次 : 第1部 躍動する“力”の思想をめぐって(いま、レーニンをどう読むか?/ 一元論的“力”の存在論)/ 第2部 『何をなすべきか?』をめぐって(“外部”の思想―レーニンとフロイト(1)/ 革命の欲動、欲動の革命―レーニンとフロイト(2))/ 第3部 『国家と革命』をめぐって(“力”の経路―『国家と革命』の一元論的読解(1)/ “力”の生成―『国家と革命』の一元論的読解(2)/ “力”の運命―『国家と革命』の一元論的読解(3))
【著者紹介】
白井聡 : 1977年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。現在、京都精華大学教員。専攻は、思想史、政治学。『永続敗戦論 戦後日本の核心』で第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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