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失われた30年を取り戻す 救国のニッポン改造計画

白井聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828425214
ISBN 10 : 4828425217
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

嘲笑と冷笑だけが武器!?国境をこえ、貧乏人で連帯?もはや焦土からの再出発しかないのか?

目次 : 第1章 ロスジェネ、失われた30年(出会いは映画『遭難フリーター』/ とりあえず右翼に行ってみた! ほか)/ 第2章 病み、壊れゆく、ロスジェネの闇(暇空茜というロスジェネ/ 「フェミを葬れ!」という恐ろしい情熱 ほか)/ 第3章 右翼とカルトと国体と(『戦争論』と右傾化第一世代/ 90年代の政治 ほか)/ 第4章 米中危機と暴走する自民党政治(露呈した安倍体制の腐ったはらわた/ 安倍、高市、岸田の「3人金太郎飴」 ほか)/ 第5章 起て、ロスジェネ!点火せよ、怒りを!(ロスジェネは放置されっぱなし!/ ネオリベラリズムからの自己責任社会 ほか)

【著者紹介】
雨宮処凛 : 1975年北海道生まれ。作家・活動家。フリーターなどを経て2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。2006年からは貧困問題に取り組み『生きさせろ!難民化する若者たち』(2007年、太田出版/ちくま文庫)でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞

白井聡 : 1977年東京都生まれ。思想史家、政治学者。京都精華大学教員。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科総合科社会科学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。著書に『永続敗戦論―戦後日本の核心』(講談社+α文庫、2014年に第35回石橋湛山賞受賞、第12回角川財団学芸賞を受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やいっち

    こういう本は、読むべき本。失われた……現下の政権が奪い去った30年。今のままじゃ、まだ10年は沈下していく。来年か再来年は大増税、且つ福祉医療年金崩壊。  本書のターゲットは、ロスジェネにあるようだ。

  • こも 旧柏バカ一代

    最大人口となったロスジェネ世代だが彼等の影響力は凄く小さい。影響力を持っている極小数の者は世間を斜めに見て皮肉る冷笑系か、権力者の靴を舐めて成り上がった連中だけ。何か新しい事を出来るだけの爆発力が完全になくなってしまった。そうなったのは、、バブル崩壊から始まる色々な搾取だった。色々、、生活費、時間、気力、健康、好機等。普通に努力しても掴めない機会を掴み損ねたら自己責任と言う言葉で責められる。ちょっと上の世代は幾らでもチャンスはあったのに、ロスジェネ世代にはそれが極小数になっていたらしい、、

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    不況・失業・貧困は政府の失政が原因である。踏まえた上で、自己責任などとはとんでもない話、不景気にしながら責任を「努力不足」とは言語道断である。ロスジェネは卑下するな!政府の失政にあったのだ。だからと言ってルサンチマンになり、他人を怠け者扱いするのはやめてくれ。これらの著書は興味深く読むが、残念なことに解決方法までは導けない。絶望的な他人事としか映らない、どうしたら彼らを救えるか?レポートとしては優秀だが救済としては落第だ。もっとマクロ経済を勉強してから出筆⇒救済するべきだ。だから彼ら(著者ら)では救えない

  • tokko

    自分もいわゆる「ロスジェネ世代」にあたりますが、「就職氷河期」に就職して今でも同じ職場で働いています。その頃から非正規雇用が当たり前になって、プロパーとして採用されたのが信じられなかったのを覚えています。今の若い人たちを見ると「ロスジェネ世代」よりももっとひどい状況に立たされているように思いますが、「失われた」のは30年どころでは済まなさそうですね。そういった環境が政治主導で作られたということを読むと、本当に怒りが湧いてきます。

  • どら猫さとっち

    ロスジェネ世代の二人が、これまでの人生と、今まで起きた事件や社会現象を語り、これからのロスジェネの生き方、社会の向き合い方を提唱する対談。僕もロスジェネ世代だが、タイトルにある失われた30年の年月の長さと大きさに圧倒される。嘲笑と冷笑しか、自分を守れない。ロスジェネは不運だが、それだけで終わらせない。ロスジェネは怒る力、生き抜く力がある。絶望からはじめるために、本書はある。

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