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死体の汁を啜れ 実業之日本社文庫

白井智之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408559414
ISBN 10 : 4408559415
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

字の書けない小説家、深夜ラジオ好きのヤクザ、女子校生占い師、悪徳女刑事が、謎を追う。圧巻の本格ミステリ×極上連作短編集!

【著者紹介】
白井智之 : 1990年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作『人間の顔は食べづらい』で、2014年にデビュー。23年『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』で本格ミステリ大賞受賞、「2023年本格ミステリ・ベスト10」第1位。さらに『エレファントヘッド』が「2024年本格ミステリ・ベスト10」第1位となり、二連覇を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bayashi

    本格ミステリ短編8編。それぞれが短いこともあり、著者ならではのブラックユーモアがより楽しめる。そういえば特殊設定じゃなかった。かと言ってリアルでもない。いいやつばかりじゃないけど 悪いやつばかりでもない。いかがわしくて(烏賊川市ではない)短絡でクールなこの雰囲気が好きです。

  • yupaki

    殺戮の町でほのぼの推理大会。牟黒市は日本でNo.1の殺人件数を叩き出している治安最悪都市、そこでは日常的に事件が起こり住人も麻痺している。そんな牟黒市で占い詐欺をしている女子高生、売れない小説家、ヤクザのはしくれ、癒着刑事が自己利益のために事件を解決するはちゃめちゃミステリー。【感想】白井作品のいい所(グロ)を豊富に入れ込んだおふざけな一作。登場人物が人の死に鈍感過ぎるのがサイモン・ペッグ&ニック・フロストの作品みたいで小気味いい。最後一話はもっと振り切っても良かったか?

  • じーつー

    期待通りの面白さ。 今回は読みやすいグロでよかった。 汚くないという意味で。 『ミステリー・オーバードーズ』みたいなのが来たらどうしようかと。 名前はめちゃくちゃいいのに。 メインのキャラクターがみんないいキャラしてる。 普通に不快感がない人ばっかりなのは逆に珍しいかも? 舞台のユニークさとか消えた倫理とかそれなのに最後は切なくされるとか色々最高。

  • うさみP

    読めない推理小説家・お金が欲しい女子高生・ラジオ好きやくざ・優秀な裏悪徳女刑事、平和な殺人犯罪地方都市に蔓延る『死体の汁を啜る者』たち。グロが一歩控えめで読みやすくはあるが、それによって彩られる推理部分が地味で印象薄だったなぁ。読めない小説家の設定が空回り。『死体の中の死体』はよかった。それでも最終話での作者だからできる急展開(逆にトリック部分はさすがに無理あると低評価)は拍手喝采でゲボがでる。

  • geki

    面白い。摩訶不思議な死体が次から次へと出てくるが、文字の読めない推理作家と謎の女子高生が、サクッと冴え渡る推理をご披露。ヤクザとヌルヌルの女刑事、脱サラヤクザとの関係も、回を追うごとに進化し、俄然ギアが上がり、地獄のクルージング。そして、見事な(ひどい)エンディング。死体まみれなのに、読後感のライトさが何とも心地よい。

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