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過疎山村における地域建設業の役割

白井伸和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788807327
ISBN 10 : 4788807327
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

なぜ、災害時に「孤立村落」が発生するのか。地元建設業者の役割は、本業の建設業だけでなく、降雪など自然災害、東日本大震災をはじめとした甚大な災害時における災害対応、インフラの整備など多岐にわたる。本書は過疎地域、縁辺地域における土木業の役割を分析、また2014年埼玉県秩父を襲った大雪に閉ざされた過疎山間部を例に災害対応、インフラの整備等を詳細に検証。

目次 : 序章/ 第1章 公共投資と地域間所得分配/ 第2章 公共事業の入札制度の変遷/ 第3章 公共事業の入札制度による中小建設産業保護政策/ 第4章 縁辺地域における土木業の役割について―A県B市C地区を事例として/ 第5章 埼玉県における過疎指定地域について―町村合併の影響と排他的受注圏の変遷を中心として/ 第6章 地域建設業の災害応急対応力に関する考察―2014年2月秩父地方大雪災害のケーススタディ/ 第7章 結論

【著者紹介】
白井伸和 : 1975年生まれ。埼玉大学大学院経済科学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。建設会社にて東日本大震災等の災害復旧等の経験をえて、倉敷市役所へ入庁(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • hide10

    人口減少が著しい山村過疎地域は災害時の集落孤立リスクも高い。 いち早い災害対応を担ってきた地元建設業者の災害対応能力をについて、建設業を取り巻く環境変化に着目して論じた一冊。 通常工事を優先的に受注させる代わりに、災害時の応急対応を 企業努力で行わせるという互助関係がかつて成り立っていた。 談合(受注調整)の違法化や、市町村合併による排他的受注圏の崩壊、 および辺縁部への公共投資比率低下による建設業者の売上激減。 地域基盤の守り手である建設業者の存続、ひいては住民の生活が 危ぶまれる事態はすぐ目の前。

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