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顔の世紀 の果てに ドストエフスキー「白痴」を読み直す いま読む!名著

番場俊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768410158
ISBN 10 : 4768410154
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
番場俊 ,  

Content Description

私たちの“顔”を見ているのは誰なのか?監視社会に狙い撃ちされる“顔”、キャラクター化して浮遊する“顔”、自己証明のパスワードとしての“顔”、私たちの見ている“顔”は誰のものなのか?他者と私、社会と私を繋ぎ、私を私自身たらしめてきた“私の顔”。それがいま、自らの居場所を失っている。

目次 : 序章 顔の世紀/ 第1章 文字と顔/ 第2章 キャラクターの遊戯/ 第3章 メディアと情動/ 第4章 美術館のドストエフスキー/ 第5章 顔が消える/ 第6章 身振り/ 終章 私たちの顔はどこにあるのか

【著者紹介】
番場俊 : 1969年、東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科第二卒業。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、新潟大学人文社会科学系教授。専門は、ロシア文学・表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゴリラ爺

    19世紀前半のラファーター観相学の流行から20世紀前半の映画におけるクロースアップの出現までを〈顔の世紀〉とした上で〈顔〉に関わる諸領域の言説と人々がそこに見出すものについてドストエフスキー『白痴』を参照しながら考察した本。文学系の専門書でここまで表象文化論らしいものを読んだことがなかったので興味深かったが、同時に不満も残った。もちろんこの本は〈顔の世紀〉と銘打っているので必ずしも〈顔〉とドストエフスキーの結びつきを語るものではないのだが、プロソポンに関する記述が欠落しているのは逃げのような気もする。

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