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ISBN 10 : 4874246141
Content Description
言語研究は日常の素朴な疑問から始まる。ことばのおもしろさ・奥深さの発見と研究テーマの発掘をこの一冊で。
目次 : 第1章 日本語文法(「八百屋が2人話している」とも「この町に八百屋が2軒できた」ともいえるのはなぜか?―名詞の多義性/ 「黄色い本棚」は本棚が黄色であることを指すが、本棚の本は黄色でなくてもよいのはなぜか?―統語操作の領域 ほか)/ 第2章 認知文法(The door openedとはいえてもThe door hitといえないのはなぜか?―認知文法/ The glass was broken by JohnとはいえてもThe glass broke by Johnといえないのはなぜか?―認知文法での受け身 ほか)/ 第3章 機能文法(「きみ、最近太ったね」とはいえても「きみ、最近太った」といえないのはなぜか?―情報のなわ張り理論(1)/ 「きみは気分が悪いようだね」とはいえても「ぼくは気分が悪いようだね」といえないのはなぜか?―情報のなわ張り理論(2) ほか)/ 第4章 生成文法(生成文法が生物学の一分野であるとされるのはなぜか?―生物言語学の企て/ シンタクスが自律的であるとされるのはなぜか?―言語能力のモジュール性 ほか)
【著者紹介】
畠山雄二 : 1966年静岡県生まれ。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)。現在、東京農工大学准教授。専門は理論言語学
岸本秀樹 : 1960年生まれ。現職、神戸大学大学院人文学研究科教授。専門、理論言語学、統語論、語彙意味論
谷口一美 : 1969年生まれ。現職、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門、理論言語学、認知言語学、構文文法
本田謙介 : 1969年生まれ。現職、茨城工業高等専門学校人文科学科准教授。専門、理論言語学
田中江扶 : 1971年生まれ。現職、信州大学教育学部准教授。専門、理論言語学、語彙意味論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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