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本所おけら長屋 外伝 Php文芸文庫

畠山健二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569903408
ISBN 10 : 4569903401
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

金はないが情はある、お節介で名高い「おけら長屋」を舞台にした大人気シリーズの“外伝”は、登場人物たちの若き日を描く前日譚。万造と松吉は、おけら長屋で出会った途端に意気投合するが…「馬鹿と外道は紙一重」、おけら長屋は実は“事故物件”!?住民らに次々と災いが起きる中、長屋立ち退きの話まで持ち上がり…「金太が街にやってくる」他二編と、特別付録としてシリーズ第一幕の名場面ガイドを収録。文庫書き下ろし。

【著者紹介】
畠山健二 : 1957年、東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する。2012年、『スプラッシュ マンション』(PHP研究所)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんたろー

    本編が終わって寂しかったので、外伝が出ているのを知って思わず購入。4つの話は1巻以前の物語でエピソード0とも言える内容…万造と松吉の出会いと八五郎たちと関係の始まり、黒石藩藩主・高宗の若かりし頃とおけら長屋との繋がり、金太がおけら長屋にやって来た頃の騒動、鉄斎が江戸を目指している途中の話。シリーズを補足して余りある笑えて泣ける好作品で、ファンには嬉しい御褒美のように感じた。お気に入りのお染が登場しなかったのは残念だったが、第二部で再会できるのを祈って…畠山さん、阿波でーす、じゃなかった、期待してまーす!!

  • タイ子

    外伝でも笑えるし、胸に沁みるエピソード。大家の徳兵衛さんの元に万松の2人がやってきて住み着くまでの話。2人の最初ってないの?って思うほど慣れるの早すぎだし、八五郎さんとの馴染みがこんなにスムーズだったとは。黒石藩のお殿様(甲斐守高宗)の家督の話はほんわか良かったなぁ。一番好きなのは、鉄斎さんの江戸までの話。人情噺にジワリ。そして、金太を登場させてくれて嬉しい。そっか、こうやって金太は長屋にやってきたのか、やっぱ大事な存在なんだな。それぞれが途中からそうなったのではなく、初めから彼らだったのが一番の満足。

  • のり

    おけら長屋の愉快な仲間達が、どの様な軌跡を辿って集まったのか、その経緯がわかった。万松の二人は出会うのが運命付けられいた。八五郎もやはり只者ではなかった。金太に関してはやはり笑わせてもらったが、皆に愛されているのが良くわかる。殿や鉄斎の苦難も改めて理解したし、人となりを存分に堪能出来た。巻末の名場面ガイドも懐かしくて良かった。

  • はにこ

    こうやっておけらメンバーは集まった。そんなおけら長屋外伝。万松のやってきたところや、金太がやってきたところ。特に金太はおけらにとってキーパーソン。元々そう思っていたけど、それどころか福の神だね。黒石藩の話も、鉄斎の話もとても良かった。作者の解説つきで振り返りがあったが、忘れているエピソードも。。読み直して新シリーズに備えなければ!

  • 初美マリン

    馬鹿と外道とは違うというのがこの本の真髄かなと思った。やはり島田鉄斎いいなあ。おけら長屋の成り立つ以前のお話。

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