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本所おけら長屋 十七 Php文芸文庫

畠山健二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569901534
ISBN 10 : 4569901530
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸は本所の「おけら長屋」には、ひと癖もふた癖もある店子が揃って騒動の連続だ。廻船問屋を切り盛りする若く美しい女将に気に入られ、鉄斎が婿入りするという噂が流れるが…「はんぶん」。久蔵とお梅の子、亀吉が、寒天長屋の子供に怪我をさせたという。目撃者がおらず、それぞれの長屋の住人を巻き込んだ争いに発展し、ついにはお白州に呼び出され…「みなのこ」など、笑いと感動の四編を収録。文庫書き下ろし。

【著者紹介】
畠山健二 : 1957年、東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんたろー

    今年の初笑いは、やっぱりこのシリーズ!万松を始めとしてレギュラー陣が溌溂としていて、まるで生きているかのように感じる。『げんぺい』はテンポ良い掛け合いが見事で漫才の発祥みたいで、声を上げて笑ってしまった。『みなのこ』の人情劇は長屋メンバーの絆に泣き笑いし、久蔵の愛情深さに拍手!他の2編も安定した面白さで「これぞ、おけら長屋だよなぁ」と、お気に入りのお菓子を味わうようにチミチミと読み進めた。お栄、お染の恋心が近い内に成就する事を期待しつつ早くも次巻が楽しみだし、いつまでも続いて欲しい大切なシリーズになった♬

  • 初美マリン

    楽しく読みました!おけら長屋らしいところを意識して入れながら、素敵なお話四編が出来上がりました。満足!

  • やま

    江戸は本所のおけら長屋の万造、松吉、八五郎たちがおりなす泣けて笑える人情噺です。 このままでも落語の台本として通じると思われる話しを、読み物にしたような物語です。展開が早く、涙あり、笑いありと飽きることなく物語が進んで行きます。毎回楽しみにしているシリーズです。 シリーズ17作目。字の大きさは…中。2021.11.25〜28読了。★★★★☆ かえだま、はんぶん、げんぺい、みなのこ、の短編4話。特に「みなのこ」は、よかったです。

  • アッシュ姉

    お正月はおけらを読まにゃ盛り上がらん!ということでついに最新作。いやあ良かった。十七卷にして飽きないどころか、深みを増しつつ面白くて楽しい。次巻はいつかな?来年のお正月まで我慢できないので年に二冊はお願いしたいです。百巻まで読みたいです。

  • のり

    「げんぺい」と「みなのこ」最高でした。さらに「お染」が嫉妬し顔にでるとは意外だった。それにしても「おけら長屋」に住む「久蔵」は、そうそうたるメンバーに毒されずに人として尊敬出来る人物である。この先も子の成長が楽しみだ。旦那達があれで嫁達もあれでは、まとまる話も広がるのは致し方ないが悪気も全く無いから一目置かれる事も多々ある。市中見回しても、こんな楽しい長屋はどこにもない。最高だよ。おけら長屋。大家さんは大変だけど。

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