Special Features Related to This Product

Books

恋する少女にささやく愛は、みそひともじだけあればいい Ga文庫

畑野ライ麦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815626297
ISBN 10 : 4815626294
Format
Books
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
巻羊 ,  

Content Description

高校生の大谷三球は新しい趣味を探しに訪れた図書館で、ひときわ目立つ服装をした女の子、涼風救と出会う。三球は救が短歌が得意だということを知り弟子として詩を教えてもらうことに。「三十一文字だけあればいいか?」「許します。ただし十万文字分の想いがそこに込められてるなら」日々成長し隠された想いを吐露する三球に救は好意を抱きはじめ、三球の詩に応えるかのように短歌に想いを込め距離を縮めていく。「スクイは照れ屋さんな先輩もちゃんと受け止めますから」三十一文字をきっかけに紡がれる、恋に憧れる少女との甘い青春を綴った恋物語。第16回GA文庫大賞金賞。

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • オセロ

    和歌が紡ぐ美しい恋物語。やはりボーイミーツガールは至高ですね。 怪我で夢中になっていた野球を断念し、新たに夢中になれるものを探していた高校一年生の少年・大谷三球。そんな三球が短歌の名人を自称する中学三年生の少女・涼風救と出会ったことで始めた和歌の楽しさをスクイとのSNSでの中心に動画などで知っていって。そんなサンタが偶像スクイの秘密を知ったことですれ違って。自分の力だけではどうしようもない状況を打開しようとするサンタが思わぬ人の協力を経て、想いを乗せた歌をぶつけ合う展開は和歌ならではの趣きがありました。

  • よっち

    負傷で野球部を退部して新しい趣味を探す高校生の大谷三球。訪れた図書館で、ひときわ目立つ服装をした女の子涼風救と出会う短歌青春小説。救が短歌が得意と知った三球が、弟子として詩を教えてもらうことになりLINEで歌会グループで始めた日々のやり取り。一方、ネットで短歌を調べていた三球が知る短歌Vtuberの詩歌マリアの存在と手毬先輩との出会い。期せずして同時期に出会った3人の距離感とそれぞれが抱く何とも複雑な想いや事情があって、存在感があり過ぎる救の家の家政婦・詩織を絡めて描かれる青春模様は甘酸っぱかったですね。

  • わたー

    ★★★★☆怪我により野球部を退部した主人公。新しく打ち込めるものを探すべく図書館に訪れたことで、短歌に造詣が深い年下の少女と出会い、彼女に師事して短歌に打ち込んでいくことから始まるラブコメ。展開は王道で手堅く。そこに、現代人には馴染みのない短歌と流行りのVtuberを入れることで、テーマへのハードルを下げつつ、作品の唯一性を保っている。ホントに新人賞受賞作かと思うぐらい上手い作品だと思う。自分の思っていることを発することが苦手なヒロインと、あまり考えなしに行動してしまう主人公という組み合わせも良かった。

  • 真白優樹

    大怪我を機に青春を諦め新たな趣味を探す少年が、短歌に思う所のある少女に出会い始まる物語。―――みそひともじに思い込め、貴方の心へ届くよう。 短歌という中々見ない題材を切っ掛けに繋がり心近づけていく物語であり、もどかしくもこそばゆい、頬が緩むような恋路が繰り広げられる物語である。その関係に、今は名前はないけれど。心の根っこ、深い所で繋がって。果たしてこの先、二人の関係はどんな方向へ進むのか。みそひともじに思いを込める二人の会話に、どんな感情の色が色づいていくことになるのか。 次巻も勿論楽しみである。

  • とってぃー

    感情の触れ方と賑やかな掛け合いが良い!三十一文字の短歌が繋ぐ恋物語。短歌という一見古風なものをSNSや配信の現代物で繋ぐという形式が刺さった!離れていても直接でなくても伝わるという点が好き。この形式を上手く活用したラストの展開は感動モノですよ…。キャラは主人公とヒロイン以外にも短歌VTuberやヒロインの家のお手伝いさんが登場し、賑やかにしてくれたり、時に道標になったりと存在感がすごかったです。大切な人のために動く姿や自分の在り方のために葛藤する彼らの今後がみたいですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items