Product Details
ISBN 10 : 4750512125
Content Description
柳田国男の『遠野物語』『妖怪談義』『山の人生』を繙くと、日本列島は、大地震だけでなく、飢饉、鉄砲水、干ばつなど、繰り返し災害に見舞われている。そこかしこで起こる災害の記憶は、河童、座敷童、天狗、海坊主、大鯰、ダイダラ坊…おどろおどろしい妖怪に仮託され、人々の間に受け継がれてきたのだ。遠野、志木、柳田の生まれ故郷の辻川(兵庫)、東京の代田などをたどり直し、各地に残る妖怪の足音を取材しながら、ほそぼそと残る「災害伝承」を明らかにする。
目次 : 1章 河童は死と深く結びつくものであるという事/ 2章 天狗が悪魔を祓うといまも信じられている事/ 3章 洪水は恐るべきものでありすべての始まりでもある事/ 4章 鯰や狼が江戸の世にもてはやされたという事/ 5章 一つ目の巨人が跋扈し鹿や馬が生贄にされた事
【著者紹介】
畑中章宏 : 1962年大阪生まれ。著述家・編集者。多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員、日本大学芸術学部写真学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
HANA
読了日:2012/07/31
cape
読了日:2016/07/03
ハチアカデミー
読了日:2015/05/06
kuukazoo
読了日:2021/01/31
遊未
読了日:2018/11/12
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

