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傍流の巨人 渋沢敬三

畑中章宏

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768459621
ISBN 10 : 4768459625
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

宮本常一を支えた「巨人」の全貌に迫り、「オルタナティブ」のさらなる深みへ――
2024年6月「100分 de 名著」出演・畑中章宏氏最新作! 

“日本資本主義の父”として名を馳せ、2024年7月3日より新一万円札の新しい顔となる
渋沢栄一の孫で事業の継承者、あるいは民俗学者・宮本常一の調査・研究上のパトロン――渋沢敬三(1896?1963)のイメージはこんなふうにだれかを通して思い描かれることが多い。日本民俗学に果たした役割の大きさにも関わらず、柳田国男や宮本常一の影に隠れて、その業績や仕事の意義にこれまで光を当てられてこなかった。
本書は、民俗学の学問的根拠は「オルタナティブ」にあると考える著者が、渋沢の思想と方法が持つ非主流性(傍流)に着目して描き出す、ユニークな評伝であり、昭和史である。

【著者紹介】
畑中章宏 : 民俗学者。1962年大阪府生まれ。近畿大学法学部卒業。災害伝承・民間信仰から、最新の風俗・流行現象まで幅広いテーマに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hanna

    渋沢栄一の孫、渋沢敬一の伝記物語。この人物の伝記は、大きく経済界の重鎮として、もしくは民俗学の二つの極面からアプローチされるのだという。そしてこの著者自身は、民俗畑でおりながら、どちらかに分離しているというわけではない、とのこと。だが、どう思い返しても、経済界のことは・・・。私の印象に残らなかっただけなのか?

  • Go Extreme

    カメラを持つ男 民俗と実業のはざまで: 日本資本主義の父の孫 アチックミューゼアムという場 花祭というきっかけ 民具から見た日本 渋沢敬三が育てた人びと 戦争の時代へ 『祭魚洞雑録』『祭魚洞襍考』ほか: 最初の単行本―『祭魚洞雑録』 延喜式への着目―『祭魚洞襍考― 日本水産史研究』 滋味に富む雑文集―『犬歩当棒録――祭魚洞雑録第三』 渋沢版『雪国の春』―『東北犬歩当棒録』 外交と科学―『南米通信』 非主流の証明: フィランソロピストとして 規格外の思想家 民間学としての渋沢学 渋沢敬三というオルタナティブ

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