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コンビニ兄弟 5 -テンダネス門司港こがね村店ー-新潮文庫nex

町田そのこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101803173
ISBN 10 : 410180317X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

コンビニパート従業員の中尾光莉は冬のある日、休日の店長・志波三彦に遭遇する。どこかいつもと様子の違う店長だが、思いがけない出来事に巻き込まれ、彼の驚きの過去を知ることに――。バイトと飼い猫と推しである志波樹恵琉の存在によって満ち足りた生活を送る高木恋斗。だが、彼女が門司港を離れると知り、一つの決断をする‥‥。新たな展開を迎える大人気コンビニ物語第五弾。

【著者紹介】
町田そのこ : 1980(昭和55)年生れ。2016(平成28)年「カメルーンの青い魚」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。選考委員の三浦しをん氏、辻村深月氏から絶賛を受ける。翌年、同作を含むデビュー作『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』を刊行。’21(令和3)年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さてさて

    『フェロモン店長』とも呼ばれる志波三彦が店長を務めるコンビニ『テンダネス』を舞台に描かれたこの作品。そこには、安定感のある筆致で魅せてくださる町田そのこさんらしい物語が描かれていました。志波三彦の過去に光が当てられるこの作品。『○○のトレードマークである坊主頭に油性マジックで「うんこ」と書きたい衝動に駆られ、必死で耐えた』といった町田さんの重厚な作品群では見ることのないコミカルな魅力が光りもするこの作品。志波三彦という人物の人気は見かけだけではないのかもと感じさせてくれた、どっしり安定感のある作品でした。

  • ぼっちゃん

    シリーズ第5弾。今回は店長ミツが何故コンビニで働きだしたか。また初恋が語られる。魔性の店長にそんな過去があったなんて。2026年春からNHK総合で中島健人さん主演でドラマ化なのですね。

  • akiᵕ̈

    シリーズも第5弾に。今作は、店長の光彦の過去にフィーチャー。会長との出会い、初恋の人?との出来事、小学生たちの取材の中から、どうしてそこまでコンビニが好きなのかが掘り下げられている。光彦だけじゃなく、自分の居場所探しは周りの人たちもそれぞれに抱えている。人と人の触れ合いの中で色んな気づきがあって人は成長していく。テンダネスに集う人たちのそんな人となりが軽快なタッチで描かれていて、行ってみたい会ってみたいと、もれなくテンダネスに心奪われてしまう。キャラクターのアル・パカッションくんも良い味出してるし〜笑。

  • mayu

    コンビニ兄弟もシリーズ5作目。漫画化やドラマ化するようだけど小説の映像化はやっぱり小説の方がいいと思う事が多くて、別物として見たほうが良いなと最近思ったりしている。今回はおフェロ店長がどうしてコンビニで働いているのか、ミツの過去や家族のお話。居場所の話は胸にグッときたなぁ。人の中の居場所が変化してしまった時に不安だったり焦ったりする事を否定しなくても良いという言葉に救われた気持ちになった。コンビニ兄弟は章の主人公がミツではなく周りの人達なのが好き。テンダネス本当に良いお店だなぁと毎度思う大好きなシリーズ。

  • pukupuku

    いつもこんなコンビニがあったらいいなぁと思いながら読んでます。フェロモンだだ漏れになるまでには、そりゃあ切なくて悲しい歴史もあったのよね。だからこそ今がある。ひたむきに誰かを愛する想いに触れたら、それだけでもきっと人は強く優しくなれる、そんなふうに思えた最新刊でした。

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