Product Details
ISBN 10 : 4591157911
Content Description
教養という概念は「人格は形成されるもの」という考えと結びついている。人格を形成する役割はかつて哲学や純文学が担ってきたが、ゼロ年代になると若者に対するポップカルチャーの影響は無視できないものとなった。本書では、教養として「10年代アニメ」を分析することで、現代社会や若者文化についての理解を深めていく。
目次 : 第1部 自己と他者(『魔法少女まどか☆マギカ』―他者との自己同一化/ 『中二病でも恋がしたい!』―自意識と他者の存在/ 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』―スクールカーストとぼっち)/ 第2部 ゲームの世界(『ノーゲーム・ノーライフ』―ゲーム理論と社会適応/ 『ソードアート・オンライン』―オンラインゲームと一人称視点)/ 第3部 未来社会の行方(『とある科学の超電磁砲』―クローン技術とスマートシティ/ 『COPPELION』―生き残りとリスク社会)
【著者紹介】
町口哲生 : 文芸評論家。専門は哲学・現代思想。近畿大学では映像・芸術基礎、映像・芸術論、現代の社会論を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かりんとー
読了日:2019/01/19
ばー
読了日:2018/11/20
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