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(図書館版)教養としての10年代アニメ ポプラ選書 未来へのトビラ

町口哲生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591157916
ISBN 10 : 4591157911
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

教養という概念は「人格は形成されるもの」という考えと結びついている。人格を形成する役割はかつて哲学や純文学が担ってきたが、ゼロ年代になると若者に対するポップカルチャーの影響は無視できないものとなった。本書では、教養として「10年代アニメ」を分析することで、現代社会や若者文化についての理解を深めていく。

目次 : 第1部 自己と他者(『魔法少女まどか☆マギカ』―他者との自己同一化/ 『中二病でも恋がしたい!』―自意識と他者の存在/ 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』―スクールカーストとぼっち)/ 第2部 ゲームの世界(『ノーゲーム・ノーライフ』―ゲーム理論と社会適応/ 『ソードアート・オンライン』―オンラインゲームと一人称視点)/ 第3部 未来社会の行方(『とある科学の超電磁砲』―クローン技術とスマートシティ/ 『COPPELION』―生き残りとリスク社会)

【著者紹介】
町口哲生 : 文芸評論家。専門は哲学・現代思想。近畿大学では映像・芸術基礎、映像・芸術論、現代の社会論を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かりんとー

    セカイ系とは「 君と僕という小さな関係性が世界の危機やこの世の終わりといった抽象的大問題に直結する作品群」のことらしい。なるほど。まどかマギカもその作品群らしいが、逆のような気もする。一見「世界の大問題、この世の終わり」を扱ってる風で、実はまどかとほむらの「小さな関係性」がメインテーマだったように思う。

  • ばー

    全章で大きく取り上げられている7作品のアニメを 全て視聴した上で本書を読み始めた。 作者の評論スタイルは、教養を参照しつつ作品を組み立て直すこと。 既に視聴を終えた作品でも初めて知ることは多く、スタッフへのリスペクトがより増した。 平成も終わりに近づき、10年代も来年を残すのみ。 そのタイミングで本書に出会えたことに運命すら感じた。

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