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甲田学人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784840220613
ISBN 10 : 4840220611
Format
Books
Release Date
March/2002
Japan

Content Description

あるところにお母さんと、三人兄弟がありました。お母さんは病気が悪くて、山梨がくいたいと言いました…。昔話『奈良梨取り』―。そこに秘められた“真実の意味”が多くの人々を首くくりに誘ってきた。そして今、死の連鎖を断ち切るべく、空目恭一が動き出す。すべての謎を解き明かしてくれるはずの一冊の書物―『奈良梨取考』を追う彼らの前に現れたのは、魔術に狂った一人の死人の妄執だった…。異端の著作家・大迫栄一郎―“彼”と“首くくり”と“奈良梨取り”にまつわるすべての謎が解き明かされる―。超人気現代ファンタジー、第4弾。

【著者紹介】
甲田学人 : 1977年、岡山生まれ。二松学舎大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スズ

    首吊りの怪異の情報を探す文芸部だが、怪異に蝕まれる歩由実と、彼女を首を吊った姉と重ね合わせている稜子の精神はもう限界で…。空目達が『奈良梨取考』という首吊りの怪異を発動させるトリガーとなる本について考察を行っていく中で、歩由実が追い詰められ壊れていく姿にどうすることも出来ない自己嫌悪で自分を責め続ける稜子の姿が痛々しく、彼女に肩入れする魔女の思惑も気になる。昔話では末っ子が生き残ったり、幸せを手に入れる「末子成功譚」が多く、末子を神聖視した歩由実の祖父が遺した仕掛けが陰惨で、歩由実の絶望が胸に突き刺さった

  • まりお

    下巻。少女は全てを忘れ、日常へ戻る。中にいる狂気の塊が、後々のフラグにならないことを祈ろう。

  • 眠る山猫屋

    魔王様と呼ばれる主人公と、魔女と死せる魔術師の三つ巴の闘争。ここへ来て、本当の敵対者とその目的が顕にされた?!敵対して欲しくない登場人物なんだけどなぁ。首くくりの魔術師さんも嫌いじゃない、エグい奴だったけど。そういや、ライトノベルって、こんなにエグいもんだったのか?

  • そのぼん

    今回は首くくり・・・。なんとも不気味な雰囲気でした。生と死の間を漂う様な世界観、最後まで楽しみました。七不思議や怪異、呪術みたいなのが、独特の空気を醸し出していました。

  • さお

    『それがもし幼い子供でも、純真無垢を支えるのは″無知″と″無思慮″と″欺瞞″だ。無知と無思慮の行いが、受け手の幻想によって無垢に見えるんだ。自ら純粋を標榜するなら、それは欺瞞だ。自分の中の計算を認めず、自覚、無自覚を問わず純粋さを演じているだけだ。』無邪気な顔で物を壊す幼い子供を見ていると蘇る言葉。

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