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ほうかごがかり5 あかね小学校 5 電撃文庫

甲田学人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049158519
ISBN 10 : 4049158515
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
potg ,  

Content Description

学校中の教室に棲む『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在を観察し、その正体を記録するために集められた少年少女たちは、一人また一人、その命を『ほうかご』の暗闇に消していく。
これは化け物たちに捕食される運命に抗う五十嵐華菜と仲間たちの、生き残りを懸けた戦いの記録。
鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2部。
★宝島社刊「このライトノベルがすごい! 2025」《総合新作部門》7位(文庫部門12位)
★「次にくるライトノベル大賞2024」《文庫部門》9位

【著者紹介】
甲田学人 : 1977年1月生まれ。岡山県津山市出身。二松学舎大卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オセロ

    今回もエグいって…。 無名不思議によって命を落とたはずの仲間が蘇った仲間の末路は残酷すぎる。それでもかかりの仕事からは逃れることは出来ないし、無名不思議の恐怖は止まることを知らない。ラストの双子の話は予想通りだったけども、読み終えてから呆然としてしまった…

  • 眠る山猫屋

    前巻で犠牲になった二人が還ってくるという、想定外の展開に慄く。応援に訪れた啓が冷静でいてくれて、やや安心。様々な学校に潜み育つ怪異に捕食されていくだけの子供たちが、生き残りを賭けて立ち向かう物語だが、この心理的な揺れ幅は大きい。現実世界では友達、向こう側では恐るべき怪異なんだから。怪異に喰われた二人の心情も複雑だろうな・・・とか思っていたら!まさかの展開に再度震える・・・。地獄みたいな展開だよ、いや最初からそうか。双子ちゃんも生き残れないのか・・・。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    恐怖の口絵&初っ端からの挿画二連発は心臓に悪いって・・・。特に折りこみ口絵が化け物になったあの子の独白なのでその後に起こった事を踏まえて見るとより一層、悍ましい。「ほうかご」で死んだ筈なのに蘇った二人。ところが「ほうかご」に現れた彼らは化け物でしかなかった絶望感よ。でもスワンプマン的存在とは言え、現実世界での彼らが今まで通りの仲間思いで善性もあるのが、その事実を余計に居た堪れないものとしている。どんな気持ちで己の抹消を頼んだのだろう。そして一番、春人君の復活を喜んでいた湧汰君が一番に忘れてしまうのが残酷だ

  • mihya

    またこんなところで終わるとは…。子供たちの葛藤が切ない。

  • よっち

    死んだはずなのに何事もなかったように生き返り、学校に登校していた2人の仲間。次の『ほうかご』の夜、衝撃的な異常事態が待ち受ける第2部第2弾。思ってもみなかった再会に恐怖と動揺、喜びがない交ぜになった『かかり』たち。そんな理解不能な状況を打破するため、元『かかり』に接触を図る華菜。今回は卒業生として登場した啓にも不可解な、どう受け止めればいいのか難しい2人の復活、周囲を意識が向いていた華菜の担当がじわじわと効いてくる展開で、そこに浮き彫りにされていく双子姉妹の何とも複雑な関係と結末には言葉もなかったです…。

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