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超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません 宝島社文庫

甲斐田紫乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299008879
ISBN 10 : 4299008871
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大富豪・蓮丸貴世彦の遺言で孤島の館に集められた一族。遺産分割について揉めていた一同には緊張が走る。そんな時、遺言書が盗まれ更には弁護士が姿を消した。捜索の結果、血の付いたナイフと海に浮かぶ上着が発見される!殺人事件か、それとも事故か。疑心暗鬼になるなか、不可解な事件が次々に起きて―!?まるでよくあるミステリー。おれがしょーもない超能力を使えること以外は!秘密抱えた人々が織りなす、悲喜交々の群像ユーモア・ミステリー!

【著者紹介】
甲斐田紫乃 : 東京都出身。第12回えんため大賞・奨励賞を受賞し、『花嫁のヴァンパイア』(エンターブレイン)で2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちーたん

    ★★★☆☆初読み作家さん。ユーモアミステリ!大富豪一族が孤島の洋館に集結。目的は遺言書の開封。しかし遺言書が紛失し、更に血の付いたナイフが発見され弁護士の消息が途絶える。遺産相続で争う一族に絶海の孤島と王道のクローズド・サークル完成。名探偵不在の代わりに此処にいるのは1日3回指から小さじ程度の水を出せるしょーもない超能力者w◆ライトな筆致で読みやすく面白かった!物語の展開は予想がつきやすいため、ミステリ色は薄いものの個性豊かな一族方の秘密がわかる度シュールで笑えたw気楽な気分の読書で楽しめる一冊✨

  • 雪紫

    曽祖父の遺産を巡り長男派と次男派に争う一族が孤島の洋館へ。遺言書と弁護士が消失し、王道ドロドロへ・・・と思いきやこの曽祖父の血を引く一族。家族にも隠してるけど超能力者(ただししょーもない)だったのだ。しょーもない超能力差し引いてもいがみ合いがコミカルで安心して読めること受け合い(遺産相続物定番キャラな由美子サンも何処かユニークだし)。オチ含めて疲れてる時でもぐんぐん読めるユーモアありな1冊。本当に能力しょーもなっ!

  • のんちゃん

    絶海の孤島、嵐の中で大富豪の遺言状公開がなされる事になり、親族が集まった。対立するのは長男派と次男派。そんな中、遺言状とそれを預かる弁護士が行方知れずに。尚且つ弁護士は殺害された形跡があり、という話。ここまではよくある推理物だが、ここに集う大富豪の子孫には特別な能力があった!というユーモアミステリー。各々の能力披露で頁を使い、少し冗長な感じもあったが、概ね楽しく読めた。帯の七尾与史先生の惹句からもう一捻りあるのかと思ったが、まぁ、普通に着地。でもよくこんな超能力考えたなとある意味、感心した。

  • うまる

    遺言書開封のために孤島に集められた一族といういかにもなシチュエーションの中、遺言書と弁護士が姿を消してしまう。しかし一族に探偵は居ない。居るのはしょぼい超能力を使える者だけ! とても楽しいユーモアミステリでした。第二章以降のじゃああの人もみたいな展開と空回りする一族が面白くて、常に半笑い状態で読んでいました。軽めの話を読みたい時に良いと思います。これ発展させたら色んな話ができそうだなぁ。主人公中心に探偵業を開業する続編もありでは。

  • 坂城 弥生

    超能力のしょぼさが、地味に面白かった。ライトな感じで読める孤島でのミステリ。

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