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旺華国後宮の薬師 3 富士見l文庫

甲斐田紫乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040737744
ISBN 10 : 4040737741
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

皇帝・朱心に才能を見出され、貴妃の位を賜り専属のお薬係になった英鈴。『安眠茶』騒動が収まり平穏が戻ったと思いきや、今度は英鈴の菓子から毒が見つかった。命を狙われ恐ろしく思うも、苦い毒を相手にわからず食べさせる手法は、自分が作る『不苦の良薬』に似ていると気づく。手がかりの薬包紙を元に対策を練るが毒は次々に仕込まれていき、さらには『手を引け』と朱心からも突き放されてしまう。それでも次は皇帝や妃嬪が狙われる可能性があると思った英鈴は、皆を守るために良薬で毒を不能にする賭けに出て…?書き下ろし。

【著者紹介】
甲斐田紫乃 : 東京都出身。第12回えんため大賞・奨励賞を受賞し、『花嫁のヴァンパイア』(ビーズログ文庫)で2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あっか

    新刊。おお、巻を重ねる毎に面白さが増している!いつも以上につれない朱心に、もだもだしつつも奮闘する(寧ろし過ぎる)英鈴が健気すぎるし不敏すぎるけど…!そしてこんっな頑張ってもやはり甘さはないけど…泣 ようやく心に抱えるものが垣間見えた朱心、早くデレて欲しい♡そしてラスボス感漂う敵キャラがめっちゃ良い感じ!これからも色々巻き起こしてくれそう!今後の展開に早くも期待です。そしていつも以上に表紙が美しい。

  • よっち

    『安眠茶』騒動が収まり平穏が戻ったと思いきや、今度は英鈴の菓子から毒が見つかり、手がかりの薬包紙を元に対策を練るものの、毒は次々に仕込まれていく第二弾。英鈴が食べようとした菓子から見つかった毒。さらには相談しても朱心は冷淡で突き放されてしまう英鈴。それでも皇帝や妃嬪が狙われる可能性を考え、皆を守るための賭けが結果的には功を奏した形でしたけど、朱心は少しばかり不器用な感じですね(苦笑)黒幕はしぶとくまだ生き残っていそうですし、諸々の決着をしっかりつけて朱心が抱える苦い過去を払拭できるかというところですかね。

  • らび

    呂賢妃と共々毒を盛られ倒れる英鈴。薄れゆく意識の中、必死に思いを巡らせある手法で手当てを命じ意識を失ってしまう。どうやら宮中には昔から「花売り」の隠語で呼ばれる暗殺集団がいるらしい。まるで英鈴にその存在を掴ませるかのように手がかりを残すが、朱心から「手を引け」と命じられえしまう。英鈴の性格を熟知したうえで弱った英鈴を囮に使うような奴の皇后ってどうなの?そして黒幕は死んでないようだししつこく狙ってきそうな予感。

  • よっしー

    一難去ってまた一難、英鈴の周りは本当に落ち着かないですが、徐々に妃嬪達の理解が得られているのは進歩なのかもしれませんね。平民出身で薬童代理で働いているのもあるかもしれませんが…皇帝陛下も良いように使いすぎだなと思います。流石に女性として失礼では…と思う反面、他の妃嬪の元へお渡りがある訳でもないのであれば、そもそもがどうなのやらと思ってしまいます。とりあえず、陛下の態度に難ありですね。

  • はなりん

    不苦の良薬を作るのを目指して、後宮で頑張る女の子のお話第3弾。妃嬪達に配られたお菓子に毒が仕掛けられ、その後も不可解な毒事案が続く。それにしても、相変わらず貴妃なのに側近が居なさすぎ。その辺りの違和感がありますが、事件の謎や解決までの話は面白いので、さらっと楽しめます。

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