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眠れないほど面白い「今昔物語」 欲望、性愛、嫉妬、ユーモア……男と女の「生の息づかい」 王様文庫

由良弥生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837967132
ISBN 10 : 4837967132
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan

Content Description

華やかな王朝文学では描かれなかった平安に生きた人々の等身大の喜怒哀楽を大胆・鮮やかに再現。大路のにぎわい、漆黒の闇、男と女の生の本能、死と隣り合わせの暮らしから生まれるたくましさ・ユーモア―。日本の最大、最高の「説話集」を堪能してください!

目次 : 1章 この時代の“女の執念と魂”の話/ 2章 この時代の“妻と夫”の話/ 3章 この時代の“したたかな女”の話/ 4章 この時代の“男と女”の話/ 5章 エロチック奇談―笑える話/ 6章 神秘・奇怪千万―俗世間の不思議な話

【著者紹介】
由良弥生 : 日本や世界の読み物文学に興味をいだき、古典や伝承の追究を続けている。地域をこえて共通する比喩的表現に関心をもち、童話や昔話の再現に挑戦、ベストセラーを次々と生み出す。当時の世相、風俗、恋愛、さらには人々の深層心理を探り、大胆に描写するその巧みな筆致は多くの人に支持され、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

    [日本の古典を読む:第二回今昔物語集]イベントより♪ タイトルだけに寝る前に読んだらなかなかやめられない。「今は昔」で始まる奈良時代から平安時代まで。知っている藤原氏も説話ではひっそりと出ていたんだ。本書には男女の関係が驚くほど載っていて昔の人は煩悩が多かったのだろうかとおもってしまう。

  • 万葉語り

    ありえなくて大らかで、何でも包含してくれそうな時代性を感じた。古典で読んでもそんなに難しくないが、こうしてエンタメ性を重視して訳されたものも面白く読めた。

  • HMax

    さすがに原文では読めないので、こちらで楽しませていただきました。眠れないほどではないけれど、日本昔話のような楽しい話しが多く、また1000年ほど前の日本では今では考えられないほど簡単に人が死に、深い森があり、怨霊や御霊が深く信仰されている様子、当たり前のことですが、感心ひとしきり。 備考:女の童がう〇〇を都大路でしているところを襲って主人を助ける下り、塀が崩れたり、壊して通れるようにしている様子、「平安京はいらなかった」にある通りで、当時の都の荒廃ぶりが見て取れます。

  • pandakopanda

    訳してあるとやっぱり読みやすい。昔からこんな話あったんだと驚いたりもしました。安珍清姫伝説の元になった話とか、舞茸の由来に関する話とか面白かった!

  • ヒラP@ehon.gohon

    今昔物語の面白さを、このようにカテゴライズされると妖しげな物語集に思えますね。 読みやすいテイストだと思います。

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