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ISBN 10 : 4272431099
Content Description
アイヒマンは組織の“歯車”ではない!アーレント研究者とドイツ史研究者が、“悪の凡庸さ”概念をめぐり真摯に語り合う。
目次 : 序 いま“悪の凡庸さ”の何が問題なのか/ 第1部 “悪の凡庸さ”をどう見るか(“悪の凡庸さ”は無効になったのか―エルサレム“以前”のアイヒマンを検証する/ “机上の犯罪者”という神話―ホロコースト研究におけるアイヒマンの位置づけをめぐって/ 怪物と幽霊の落差―あるいはバクテリアが引き起こす悪について/ “悪の凡庸さ”をめぐる誤解を解く)/ 第2部 “悪の凡庸さ”という難問に向き合う―思想研究者と歴史研究者の対話(“悪の凡庸さ”/アーレントの理解をめぐって/ アイヒマンの主体性をどう見るか/ 社会に蔓延する“悪の凡庸さ”の誤用とどう向き合うか)
【著者紹介】
田野大輔 : 1970年生まれ。甲南大学文学部教授
小野寺拓也 : 1975年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授
香月恵里 : 1961年生まれ。岡山商科大学経営学部教授
百木漠 : 1982年生まれ。関西大学法学部准教授
三浦隆宏 : 1975年生まれ。椙山女学園大学人間関係学部准教授
矢野久美子 : 1964年生まれフェリス女学院大学国際交流学部教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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