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それでもわたしは山に登る 文春文庫

田部井淳子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167905996
ISBN 10 : 416790599X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan

Content Description

2012年春、突然のがん告知。抗がん剤治療後、手術。そして点滴の合間に副作用でしびれる足で山に登り、講演や執筆をこなした。生きているかぎり前進あるのみ!世界初の女性エベレスト登頂から40年を迎えた登山家が、つぶさに振り返る「山とともに歩んだ人生」。文庫化にあたり、病気後の日々を綴った書き下ろし原稿を特別収録。

目次 : 第1章 山から学んだこと(大切なものを守るために/ 墜落と平常心/ 偏らずに見る/ 声が大きい人には気をつけろ/ 疲れている時はまちがえやすい ほか)/ 第2章 それでもわたしは山に登る(がんのはじまり/ 乳がんのこと/ そうだ、騒ぐな、オタオタするな/ 山とシャンソンと抗がん剤/ こんな山に登った ほか)

【著者紹介】
田部井淳子 : 1939年、福島県三春町生まれ。登山家。女子登攀クラブを設立し、1975年世界最高峰エベレストに女性として世界で初めて登頂。1992年七大陸最高峰登頂者となる。現在まで70か国以上の最高峰に登頂(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gonta19

    2016/4/17 アミーゴ書店HAT神戸店にて購入。 2017/9/25〜9/27 今年、残念ながら逝去された田部井淳子さんのエッセイ。2013年の出版であるが、既にガンと闘っておられる様子が綴られている。しかし、とにかく前向きな人であったことが良くうかがわれる。震災後に力を入れておられた被災地の高校生の富士登山もそういう裏側があったんだなぁ。次回、登山の際には、田部井さんのように山に感謝して登ることにしよう。

  • Shoji

    二部構成です。第一部は登山を通じて得た何物にも代えられない人生訓。第二部はガンとの闘病記。山から学んだことがガン闘病に活かされていることが分かります。どこまでもポジティブ思考、ナチュラルキラー細胞がビシバシ増えてガン細胞もタジタジです。術後の麻酔さめらぬうちに登山するか、この人。抗ガン剤の副作用(筋肉のシビレ、脱毛、だるさ、痛みなど)の中で登山するか、この人。私も山歩きします。田部井さんの爪の垢が欲しくなりました。それと、東日本大震災の被災高校生が富士山に登るシーンでは目頭が熱くなりました。

  • やせあずき

    山に登る、という行為は、よく人生に例えられます。頂上に立った時の感動は、長い道のりを自分の足で一歩一歩進まないと得られないこと、登れば必ず下りがあり、平坦なところは山とは呼ばれないこと、頂上に行くには、たくさんのルートがあること…机上で考えてもいろいろ出てきますが、山が大好きだった田部井さんのこの本には、山に登り続けて得た体験談=人生訓がたくさん詰まってます。「疲れているときは間違えやすい」、「偏らずに見る」、「不平を言う人には近づいていこう」など、困難を経て得られた教訓には説得力があります。

  • ほんまる

    バイタリティーが凄い。あっさりした考え方。気分がスカットする

  • りんご

    タイトルまま。それでも登るんですね、生きてるから!前半はビジネス書の趣。女のグループでプロジェクトに臨むときはこんなことも気をつけてー、とか。後半は癌になってからのお話。それでも講演会や歌を歌ったり、山に登ったり。死線を潜ってきた人間だからか、この方だからなのかとにかく元気。元気もらったわー。 アンツェリンがいっぱいいる謎が解けてスッキリした。

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