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致死量の友だち(仮)二見文庫

田辺青蛙

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784576240640
ISBN 10 : 4576240641
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一緒にあいつらに復讐しましょう。
凄惨な虐め、離散同様の家族――「死」を覚悟したとき、傍らでささやく美しいクラスメイト。
彼女は毒を隠し持つ麗しい女王蜂だった。
「 別に、生きていて欲しい人なんていない‥‥ 」 「 そう、なら皆殺しでいいのね 」
学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。
死をも考え始めてしまうような状態の中、美しいクラスメイトの夕実から一緒に復讐しようと誘われる。夕実も校内でおぞましい仕打ちをうけていたのだ。夕実に誘われるまま、毒を使って仕返しを考えるようになったひじりは、彼女から毒の知識を得ていくが、美しい彼女へ憧れや恋に似た依存を強めていく。
そんな中、ひじりが絶望に打ちひしがれる事態が起こり、思わぬ事件に発展してしまう。
その悲劇の裏にひそむ悪意にひじりは動揺しながらも、クライメイトとともに事件を探るようになるが、ついには学園中を巻き込んだ大きな惨劇が発生してしまう。
――その裏には驚きの事実が待ち受けていた。

大幅改稿に加え、単行本では語られなかった後日譚まで収録。

【著者紹介】
田辺青蛙 : 大阪生まれ。2006年、『てのひら怪談』に受賞作を含む5作品が掲載される。2008年、第15回日本ホラー大賞短編賞を「生き屏風」で受賞。同作で角川ホラー文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小夜風

    【所蔵】読みながらこういうオチかなぁと思ったことがそのまま過ぎて、もっと自分の想像の斜め上をいく展開を期待してしまった。壮絶な虐めを受けているひじりはクラスメイトの夕実から一緒に復讐しようと誘われる。毒を使って仕返しを考えるようになって毒の知識を得ていく。毒って身近にこんなにあるんだって少し怖くなった。高校生にもなってこんなイジメある?教師や家族までおかしくてトンデモ設定なので現実味がなくまあ娯楽作品として楽しく?読んだ。あんまりスッキリしない終わり方で、文庫本書き下ろしの部分は要らなかったかなと思った。

  • 大福

    124冊目、読了。 ミステリーから急にホラーに転換。 ホラーになってからがめちゃくちゃ怖かった。 ミステリーのトリックはありきたりだけど、それすら伏線だったとは。

  • 太郎

    ★★★★☆

  • みつえもん

    この本を中学生の頃に読まなくて良かったと本当に思う。 日々学校中からいじめられている夕美とひじりは「一緒に復讐しましょう」と手を組み、クラスメイトを殺す事を計画する。殺人方法を考えるため、身近な毒を調べ、その知識をひじりにひけらかす夕美。こんなの厨二心がくすぐられるじゃないですか。 そして始まる復讐計画、夕美とひじりの関係が変わっていくのも面白かった。

  • かの子

    途中までは面白かったですが、最後が何だか訳わかんなくなってきました。バタバタ人は死んでいくし、読後は疲れました。

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