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かにむかし

田畑精一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784494089918
ISBN 10 : 4494089915
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ある日、かにどんはおいしそうな握り飯を見つけた。すると、いつの間に来たのか、さるどんが現れて、かにどんの握り飯と自分の柿の種を、無理やり取り換えさせてしまった…。代表的な日本民話「猿蟹合戦」の決定版。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しぃ

    嵐リモート紙芝居より。普通に昔話を絵本で読み聞かせしようと思っても、なかなか興味を持ってくれないこともある子どもたちだけど、大好きな嵐が読んでくれるとなれば話は別。最後までちゃんと聞いてくれて、時折笑ったり、ええっ!と驚いたりしながら真剣でした。私が覚えていた話とはかなり違ったけど、面白かった。地域や年代によって細かい部分が違うのが昔話の面白いところです。こんな所では伝わらないけど、嵐がこういう話を読み聞かせしてくれるのは有難いしとても嬉しい。ありがとう。

  • ヒラP@ehon.gohon

    サルに散々な目に合わされたカニの子ガニたちが、助っ人を連れて敵討ち。知られたお話だから、あまり考える必要はないのかもしれませんが、「殺された」「殺された」と連呼する脚本には、他の言い方はないのだろうかと考えてしまいました。 それから。子ガニたちがきびだんごを助っ人に渡すシーンがないので、ちょっと違和感が。 ちょっとしたことで、印象が変わってしまうのが紙芝居のような気がします。 ちょっとアレンジして演じたいと思います。

  • たんぽこ

    田畑精一版かにむかし。語りのリズムもよくて読みやすい脚本でした。でも、聞いていた娘は「うしの糞が出てこない!」と不満げ。うしの糞がいなくても話は成立していると思うけど、「糞ですべって転んで、さらに石臼が落ちてくるからいいんじゃん!」と言い張っています。小学生のこだわり、面白いなあ。

  • けいこ

    田畑精一さんが人形劇団時代の舞台経験を活かして作った紙芝居。独り暮らしのお年寄りの昼食会で読みました。「ぶつぶつ ぶつぶつ」「小さな子蟹が生まれた」のところで、拍手が起こったのには、ビックリ。人形座の「猿かに合戦」でも「死んだ親蟹から生まれる子がに達の新しい生命の誕生をドラマの芯にすえた美しい鮮烈な舞台だった」そうです。絵本だと見えにくいと思い、紙芝居を選び、耳の遠い人のために今回はマイクを使用。「楽しかった」「みんなで力を合わせるところがいい。」など、ニコニコしながら聞いて下さり、嬉しかったです。

  • 風斗碧

    10分、秋。人形劇に使われた脚本からの起こしだそうで、言葉のリズムが実に良い。2006年の作で、本作もそうだが最近の『さるかに』は「牛のくそ」が出ないものが多い。「くそ」が喋り、意思を持つだなんて、凄い奥行きのファンタジーだと思うのだが。全体に良作。

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