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ISBN 10 : 4044007640
Content Description
成立から千年の時を経て世界文学となった『源氏物語』。現代では押しも押されもせぬ名作として愛読される本書の評価は、時代や評者によって毀誉褒貶があった。紫式部は狂言綺語の罪で地獄に落ちたと説く『宝物集』、愛ゆえに二度現代語訳した与謝野晶子、長すぎると苦言を呈した芥川龍之介、紫式部が和歌を重用した意図を探る馬場あき子…。精読ゆえの論難から読まず嫌いまで、古今それぞれの一家言をめぐる読書史アンソロジー。
目次 : 1 古典篇(紫式部日記(紫式部)/ 更級日記(菅原孝標女)/ 無名草子(藤原俊成女)/ 宝物集(平康頼)/ 六百番歌合(藤原良経 主催)/ 源氏物語表白(安居院聖覚)/ 今物語(藤原信実)/ 河海抄(四辻善成)/ 本阿弥行状記(本阿弥光甫)/ 鳩巣小説(室鳩巣)/ 本朝列女伝(黒沢弘忠)/ 紫家七論(安藤為章)/ 源氏物語玉の小櫛(本居宣長))/ 2 近現代篇(後世への最大遺物(内村鑑三)/ 新訳源氏物語の後に(与謝野晶子)/ 長編小説の研究(田山花袋)/ 文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介)/ 英訳『源氏物語』(正宗白鳥) ほか)
【著者紹介】
田村隆著 : 1979年山口県岩国市生まれ。2006年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けやき
読了日:2023/11/28
けいこ
読了日:2024/03/13
双海(ふたみ)
読了日:2024/04/17
maekoo
読了日:2024/01/23
Cinita
読了日:2025/08/11
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