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道州制で日本はこう変わる

田村秀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594069506
ISBN 10 : 4594069509
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan

Content Description

中央主権から地方分権というスローガンのもと、戦後何度も議論されてきた道州制。
現在でも多くの政党がマニュフェストに道州制を謳っているにもかかわらず、道州制はなかなか進展しない。
本書は地方自治に関してのエキスパートが、道州制の歴史的経緯から始まり、海外の状況も踏まえて
道州制が抱える問題点を具体的、網羅的に解説する道州制バイブル。これ1冊で道州制の全てがわかる本。

第一章 これまでの道州制論議
松下幸之助氏と道州制/やはり同床異夢?の道州制論議…
第二章 道州制になるとどう変わるのか
地域間格差はなくなるのか/東京はワシントンになるのか…
第三章 海外ではどうなっているのか
連邦制国家、ドイツ/イギリスは実は集権国家/欧州債務危機とスペインの存亡…
第四章 道州制以外の選択肢はないのか
明治、昭和、平成と続いた市町村合併/地方自治体はないといけないのか…
第五章 今後の展望
国会議員が地方分権に熱心なのはなぜ?/地方分権原理主義は市場原理主義と同根?…


【著者紹介】
田村秀 : 1962年生まれ。北海道出身。東京大学卒業後、自治省などを経て2001年から新潟大学法学部助教授。2013年から法学部長・教授。専門は行政学、地方自治、公共政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あなほりふくろう

    タイトル通りで解りやすく、思ったよりフラットだと思う。アウトラインを知るにはいいかも。読み終えて、個人的には見苦しい数字をどんがらしてごまかすだけじゃないのか、「地方分権」と、権利を謳うならその分の義務・責任を負うべきなのに、現状の中央に対する依存体質に対して言及がない事がものすごく不満だった。構造改革とそれに伴うリストラクションが果たして現在の体質で為し得られるのか、「もっと金よこせ、うまく配分してやるから」だけじゃなく「しくじったら手前でケツ持つから」位の姿勢を見せてくれないと。

  • トゥクトゥク

    大阪都構想の住民投票ですら、あんなにもめたのに、道州制はなかなか実現するのは難しいと思います。国民は政策もさることながら、都道府県への愛着とか自身の感覚で国民投票に挑むと思うから。そこを踏まえて、どうプレゼンするかですよね。

  • takao

    ふむ

  • もりおか

    読む前は現在の地方みんなが東京や大阪を向いているような状況を打破できて、それぞれの州が国からほぼ独立して都市にすがるようなやり方から脱却できるんではないかと道州制には賛成だったものの、話はそう簡単ではないようだ。アメリカの様なものを日本でやるのは不可能に近いようだし、単一国家としてそこそこ上手くいっている国としては地方の構造を丸ごと変えるやり方は裏目に出た時大変なことになる。賛否を断定するのは難しい。

  • シータ

    数年間寝かせていた本。この間に道州制という単語自体全く聞かなくなった。問題は何も変わっていないはずなのだけど。

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