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現代日本経済史 -現場記者50年の証言-

田村秀男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847072956
ISBN 10 : 4847072952
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

1970年、日本経済新聞社に入社し、その後、産経新聞に移籍。現場経済記者歴50年余の現役記者でもある著者は、その間、数々の日本経済そして世界経済の重要な転換点に立ち会ってきた。高度経済成長の終焉、ニクソン・ショック、石油危機、プラザ合意、日米通商摩擦、バブルの崩壊、二十五年にわたるデフレ……。本書は、その節目節目に目撃者として居合わせてきた著者が綴る超体験的な戦後日本経済史である。日本経済再生のために、我々は、今こそこの歴史に学ばなければならない。

第一章  高度成長期の終焉——一九七〇年代前半
第二章  ショック続きの日本列島——一九七〇年代後半
第三章  転換の時代——一九八〇年代
第四章  激動の時代——一九九〇年代
第五章  課題山積の時代——二〇〇〇年代以降
おわりに 「戦後レジーム」からの脱却を

発行:ワニ・プラス  
発売:ワニブックス

プロフィール
田村秀男(たむら・ひでお)
産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。昭和21(1946)年、高知県生まれ。昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)を経て、平成18(2006)年、産経新聞社に移籍、現在に至る。主な著書に『日経新聞の真実』(光文社新書)、『人民元・ドル・円』(岩波新書)、『経済で読む「日・米・中」関係』(扶桑社新書)、『日本再興』(ワニブックス)、『アベノミクスを殺す消費増税』(飛鳥新社)、『日本経済はだれのものなのか』(共著・扶桑社)、『経済と安全保障』(共著・育鵬社)、『日本経済は再生できるか』(ワニブックス【PLUS】新書)がある。

【著者紹介】
田村秀男 : 産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。昭和21(1946)年、高知県生まれ。昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)を経て、平成18(2006)年、産経新聞社に移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しろくまZ

    経済記者である著者の体験を通して、戦後日本経済の盛衰を振り返っている。個人的に面白かったのは、プラザ合意以降の米国による日本敵視政策(特にクリントン政権)である。これに消費税増税などの日本側の失政も加わり、現在に至るも日本経済は低迷したままである。さらにアベノミクスによる異次元金融緩和についても、日銀資金発行増加額にほぼ等しい額が海外に流れており、日本国内でお金が回っていないとのこと。そのお金の多くは、グローバル金融市場を経由して中国に流れ中国の経済成長を支えたという指摘がされている。これは知らなかった。

  • Ohe Hiroyuki

    日経新聞に記者として長らく勤め、現在は産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員を勤める著者の回顧録である。回顧録がそのまま日本経済の歴史の話になるところに、著者の凄さが垣間見える。▼本書には、著者自身が取材をして得た情報や考えたことが書かれ、それゆえに読み物として面白い▼本書を読むと、理念をを語るにしても、その背後には人間の生々しい動機があり、理念はキレイゴトに過ぎない側面があることが分かる。▼理念を持たなければ、人を説得することはできないが、理念通りに事が運ばせるものでもないことに世の中の複雑さを感じる。

  • はぎはぎ

    バブル終わりの時期に社会人になった私にとって、今の日本の状態を打開するのはどうすればいいのだろうと、時々考えていました。どちらかというと、『国債発行=借金増える』的考え方から、『均衡財政主義』に肯定的な考え方でしたが、『均衡財政主義の呪縛を解く』という著者の考えに『目から鱗』であり、ただ、それの根拠となるマネーの動きの説明を読み、なるほど、と思いました。50年日本及び世界経済を見てきた著者だからこそ説得力があります。

  • ぽこさん

    面白かった。経済学はもっと勉強が必要かなあ

  • ハマちよ

    日本の政治史を経済視点から語った本。半導体戦争のこともわかる

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