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宮本常一とあるいた昭和の日本 2

田村善次郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540102028
ISBN 10 : 4540102028
Format
Books
Release Date
January/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

月刊旅雑誌「あるくみるきく」から、日本国内の旅、地方の歴史・文化、祭礼行事などを特集したものを選出し、地域別、テーマ別に編集した昭和の風土記集。本巻は九州地方についての記事を収録。

【著者紹介】
田村善次郎 : 1934年、福岡県生まれ。1959年東京農業大学大学院農学研究科農業経済学専攻修士課程修了。1980年武蔵野美術大学造形学部教授。武蔵野美術大学名誉教授。文化人類学・民俗学。大学院時代より宮本常一氏の薫陶を受け、国内、海外のさまざまな民俗調査に従事

宮本千晴 : 1937年、宮本常一の長男として大阪府堺市鳳に生まれる。小・中・高校は常一の郷里周防大島で育つ。東京都立大学人文学部人文科学科卒。山岳部に在籍し、卒業後ネパールヒマラヤで探検の世界に目を開かれる。1966年より近畿日本ツーリスト(株)・日本観光文化研究所(観文研)の事務局長兼『あるくみるきく』編集長として、所員の育成・指導に専念。1979年江本嘉伸らと地平線会議設立。1982年観文研を辞して、向後元彦が取り組んでいた「(株)砂漠に緑を」に参加し、サウジアラビア・UAE・パキスタンなどをベースにマングローブについて学び、砂漠海岸での植林技術を開発する

須藤功編 : 1938年秋田県横手市生まれ。川口市立県陽高校卒。民俗学写真家。1967年より日本観光文化研究所所員となり、全国各地歩き庶民の暮らしや祭り、民俗芸能等の研究、写真撮影に当たる。日本地名研究所より第八回「風土研究賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きいち

    シリーズ第二巻は九州特集その1、のちに映像作家として活躍することになる姫田忠義による国東、奥日向、対馬、島原などの紀行・地誌が中心。宮本作品は「九州の石橋」「猪狩の作法」「対馬の神々」の3点。特に後者の2点はたぶんここでしか読めないもの。◇50年前の山奥。姫田の訪問は、その姿が、古代をそのまま引き継いだものではなく、その都度その都度の環境にそれぞれの村や町が適応してきた結果であることを示しているよう。このあと変化があっても当たり前、その変化の主体を尊重することこそ宮本の考え方だ。

  • abaoaquagga

    旅番組みたいなタイトルだが、宮本常一はタレントではなくれっきとした民俗学者。彼が監修した月刊誌『あるく みる きく』を地域別に再編集したもので、オリジナル版の一号、二号は本巻に収録されている。国東半島の磨崖仏に宿る威厳。柴山八幡社で行われるひょうたん祭りの剽軽な練り歩き。種子島大踊りの複雑な隊形変化。夜神楽の祭壇に捧げられる猪の頭。かつての旅人達が足と目、耳を駆使して記録した諸々を現代都市の一室にいながら享受できるのはまことに贅沢なことだ。なのに何故だか物寂しく感じる。旅が誘っているのだろうか。

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