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言葉にして伝える技術 ソムリエの表現力 祥伝社新書

田崎真也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396112141
ISBN 10 : 4396112149
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

私たちが日頃なんとなく「おいしい」を伝えたつもりで使っている表現は、およそ不完全なものばかり。本書では、正しい感覚を取り戻し、言葉の数を増やし、表現力を豊かにするためのプロセスについて解説する。

【著者紹介】
田崎真也 : 1958年、東京生まれ。ソムリエ。国際ソムリエ協会副会長。1995年、第8回世界最優秀ソムリエコンクール優勝。以降、日本に本格的なワイン文化を普及させた功績において、2008年、「現代の名工」(卓越した技能者)受章。現在は、ワインを含む酒類と食の全般に場を広げて活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • リキヨシオ

    グルメ番組のコメント「肉汁がじゅわっと広がる」「プリプリした」「くせがなくて」など常套的表現はその料理の味わいを伝えた事にはならない。一年間で一万種類以上のワインを試飲する有名ソムリエが語る「おいしさ」を言葉で表現して相手に伝える技術は、視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚の五感をフル稼働させて感じ取った事を言語化する事から始まる。相手に伝わる表現力は五感を常に鍛える事と感じた五感の言語化を日常的にする事を繰り返すとどんどん表現力が豊かになる。そんな五感の中で人間が一番鍛えられるのは嗅覚…自分も心がけようと思う。

  • ひろ☆

    五感を使って、多角的に言葉で表現。

  • kubottar

    おいしさを言葉にして人に伝えるのは難しい。現在は安全な食品が流通してるため(例外もありますが・・)食べ物が腐っているかどうか嗅覚を全く使う必要性がないので恐ろしく嗅覚が退化している。まずは嗅覚を鍛えること、そしてありのままを五感をフルに活用して感じ取る訓練をすること。

  • トリビアで酷い目にあった人の本。少しフランス推しが強いものの、しかしそれなりにためになる、2010年に読んでいれば。嗅覚の強さと、世の中は視覚が重宝されているというのは、書かれた当時では中々新鮮だったのではないだろうか。まあ日々五感を意識しようというまとめも結構好きですね。はい。

  • Samiyo

    ワインの表現に限らず飲食物の表現について書かれている。第1章で食レポであるあるの表現をバッサリするのが秀逸。A5ランクの最高牛を食べて、まるでマグロを食べてる様!→一体何を食べているのか味がまるで伝わらない。確かに笑。古い本なので昨今のグルメ番組を見て再度本を書いて欲しいくらい面白い。表現とは別にフランスの教育にも触れており、フランスではプレゼントを貰ったらありがとうの他に+一言添えるのが貰った側のセンスとして子供の頃から褒め方の躾がされているそう。育児中の身としては為になった。実践したい。

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