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ダボス会議に見る世界のトップリーダーの話術

田坂広志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492045299
ISBN 10 : 4492045295
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界のトップリーダーにとって、グローバルな会議でのスピーチの場は、一国の将来を背負った、まさに「戦場」であり、彼らは、その戦いに勝つための「高度な話術」を身につけている。本書では、ダボス会議やTED会議などのメンバーとして、その姿を間近で見てきた著者が、「人格」「位取り」「胆力」「演技力」「観察力」「対話力」「振る舞い」「発声」「余韻」「思考」など、一般には語られることない、トップリーダーたちの「15の話術」を紹介する。

目次 : 世界のトップリーダー二五〇〇名が鎬を削るダボス会議という場/ プロフェッショナルの世界では、言葉を発する前に勝負が決まる―「言葉を超えたメッセージ」の戦い/ 社会貢献家としての人格で壇上に立つビル・ゲイツ―語るテーマで「人格」を選ぶ/ 当意即妙に聴衆に語りかけるブレア・イギリス元首相―聴衆の「無言の声」に耳を傾ける/ 一瞬で場を制したサルコジ・フランス大統領―「胆力」で聴衆を呑む/ 聴衆の不評を買ったメドベージェフ・ロシア大統領―「位取り」を過たない/ 鮮烈なデビュー戦を飾ったキャメロン・イギリス首相―「聴衆との対話」で勝負する/ ボディ・ランゲージで敗れたプーチン・ロシア首相―「一挙手一投足」もメッセージとする/ 「思想的リーダー」を演じる温家宝・中国首相―「歴史」や「思想」を堂々と語る/ リラックスして人を惹きつけるクリントン・アメリカ元大統領―「自然体」という究極のスタイルで語る〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろき@巨人の肩

    今年のダボス会議のニュースを見て、本書を手に取る。ダボス会議をリーダーの品評会と捉えて、登壇した15人のトップリーダーを値踏みしつつ話術を学ぶ、というアプローチが田坂さんならではの独特な視点で面白い。言葉によるメッセージは二割。「話術」の八割は「言葉を超えたメッセージ」であり、極めるには奥が深い。日々、精進するのみ。

  • Miyoshi Hirotaka

    チャップリンの「独裁者」も「帰ってきたヒトラー」も演説の力が物語の重要な要素。「我が闘争」はヒトラーの話を口述筆記したもの。字面を追って読むとくどく、しつこいが、ドイツ人は演説に熱狂した。世界のトップリーダーになると言葉のメッセージが2割、言葉を超えたメッセージが8割といわれる。日本語の「気」にまつわる慣用句には、言葉を超えたメッセージが満載。「気を利かせる」「気を遣う」「気がつく」などだ。「気」のもつ力はその場にいる人にしか伝わらない。スピーチの一部を切り取る報道からは読み取れない。聴衆の質もまた重要。

  • あつお

    演技力を重視した話術の本。 世界の偉大なるリーダー達は皆が役者である。チャップリンが多重人格を使い分けるように、リーダー達も求められる人物像を適切に演じているのだ。それは、メラビアンの法則にあるように、相手への印象は視覚や聴覚により大きく左右されるため。外交的、内向的、男性、女性であろうと、それぞれのキャラクターを活かした話術を活用している。 こうした技術は厳しい環境において鍛えられるもの。僕自身も緊張が強いられる環境に身を置き、話術・説得力を鍛えたい。

  • takayuki

    ダボス会議、世界のトップリーダーの品評会。トップリーダー達が「値踏み」される場。存在は知っていましたが、その中身を知らなかったので勉強になりました。スピーチの場であるが、言葉で伝わるのは2割、その他は言葉を超えたメッセージで伝える。一挙手一投足のすべてが表現。なるほど!Youtubeでも観れるのがあるみたいなので、この後観てみたいと思います。さらっと読めて言っている事は奥が深いです。

  • halfumi

    普段ニュースなどで、ぼんやり聞いている国のエライ人たちの話術に感嘆しきり。

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