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忘れないよ!ヴェトナム

田口ランディ

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344400955
ISBN 10 : 434440095X
Format
Books
Release Date
April/2001
Japan

Content Description

ある日、友人がお茶の水の聖橋の上で言った。「ああ、メコン川の夕陽が見たい」。それから一〇年経ち、彼女は本当にヴェトナムで職を見つけた。さらに一年後、まさか私まで旅行記を書くためにヴェトナムを訪れるとは…。不思議な運命と新鮮な出会い。自由に、気ままに、時には危険も辞さない珍道中の数々。田口ランディのデビュー作。

目次 : きっかけは「メコン川の夕陽」だった/ 窓のない部屋と絶望の臭い街/ 『小鳥の歌』は我をメコンに導きたもう/ 不思議な出会い、奇妙な旅/ 自由は不自由、不自由は自由/ みんなテレパシーを持っている/ たんぽぽを愛したらどうでしょう/ 再び、夢の中の三蔵法師に出会う/ 幻のマングローブジャングルを探せ/ さよなら、こんにちは、さよなら/ メコンの流れに身をゆだね/ バック・トゥ・ザ・ホーチミン・シティ/ 新しい私を見つけてくれてありがとう/ 好きじゃない。でも、忘れない、ベトナム

【著者紹介】
田口ランディ : 東京都生まれ。広告代理店、編集プロダクションを経て、ネットコラムニストとして注目される。初の長編小説『コンセント』がマスコミに絶賛され、ベストセラーになる。『アンテナ』『モザイク』(全て小社刊)でシリーズ三部作を完成予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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彼女の作品の中でも最も好きな一冊。紀行エ...

投稿日:2009/11/22 (日)

彼女の作品の中でも最も好きな一冊。紀行エッセイに近いものであるが、日記のように書く殴った中にも情景を脳内に写し出す情報がそこかしこにちりばめてあり、周りを取り巻く人々との交流・距離感も心地よく感じさせる。

サニーデイズ さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    田口ランディさんは初読。本書は彼女のデビュー作。とはいっても、当時はまだフリーライターの身分だった。取材で1カ月間ヴェトナムに行くことになったのだが、到着するなりヴェトナム嫌いに。旅行ライターが、自分の訪れた国のことを嫌いだと書くのも珍しいが、それもまあ一種の韜晦。読み進めるほどに、彼女も私たち読者も知らず知らずヴェトナムの魅力に捉えられていくことになる。彼女にとっては、とりわけメコンデルタのカントーに行ったことが大きな転換点になったようだ。もっとも、最終章でもまだ「好きじゃない」なんて言ってるのだが。

  • leo

    あ、これ再読だった。図書館のリサイクル本でもらったのだけど、読み進めるうちに端々に感じるデジャヴ。と言うことは数十年前に借りた本が手元に戻ってきたってことだ。と言うなんとなく運命を感じる一冊。ヴェトナムは一回だけホーチミン・シティに行ったけど全然楽しくなかったなあ…やはりメコンデルタを旅しないとヴェトナムの魅力はわからんのだろうか。

  • 岡本匠

    田口ランディは初読。これはデビュー作。色々あった方だけれど、この本は面白く読めた。無条件で旅本が好きなのかもしれない。彼女の旅のお供本が「小鳥の歌」という本。女子パウロ会というカトリック系の宗教団体が出版しているもので、少し気になった。読んでみたい。

  • ふうふう

    ★★★☆☆ 広告会社で働いていた23歳の頃、「メコンの夕陽が見たい」と言っていた友人。数年後、彼女が日本語教師としてヴェトナムへ行くことに。冒頭のエピソードにつられて読み始める。

  • あつ子🌼

    実家の本棚から発掘。今読んでも不愉快になる本である。訪れる国の歴史や文化を学びもせずに勝手に押しかけて「臭い」だの「汚い」だの「うるさい」だの、呆れて物も言えぬ。挙げ句の果てには、「『優しくて、笑顔のかわいいヴェトナム女性』というイメージはどこで誰がつくっているのだろうか?私はついぞ、そんなヴェトナム女性には会ったことがないぞ」だと。ベトナムのほんの局地を旅しただけなのに噴飯ものである。海外在住の知人、同胞が迷惑するので、この手の輩には一生日本から出てほしくない。

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