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ISBN 10 : 4790716783
Content Description
これまでの生と向き合い、これからの生を選び取る。告知、療養環境の選択、何かを遺すこと―在宅緩和ケアを受け、自宅で最期を迎えたがん患者たちの語りから、「日常」と地続きにある「死にゆく過程の生」を描き出す。
目次 : 序章 現代社会においてなぜ死が問題になるのか/ 第1章 「良い死」の実現―ホスピス・緩和ケアの可能性と困難/ 第2章 未決の問いとしてのがん告知/ 第3章 治療を「あきらめる」経験の語り―死にゆく過程における自己の多元性/ 第4章 受け継がれていく生―死にゆく者と看取る者との関係の継続/ 第5章 死者との邂逅―終末期体験としての「お迎え」/ 終章 死にゆく過程をどう生きるか/ 補論1 地域社会におけるホスピス運動の形成と展開/ 補論2 ホスピスボランティアの意義と可能性
【著者紹介】
田代志門 : 1976年山形県生まれ。2000年東北大学文学部卒業。2007年東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、国立がん研究センター社会と健康研究センター生命倫理研究室室長。専門、社会学・生命倫理学。著書『研究倫理とは何か―臨床医学研究と生命倫理』(勁草書房、第9回日本医学哲学・倫理学会学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たろーたん
読了日:2022/03/04
Schuhschnabel
読了日:2017/02/11
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